（１）ブログ内記事のご案内

・テキスト記事一覧（債権債務）

（２）過去の出題傾向と対策

債権債務では、それほど際立った出題はありません。

ただ、債権債務の残高確認がされていたり、請求の内容が記載されていたりといった資料が独特な出題は少なくありません。

このようなケースは、資料がバラついているので解きにくいです。

対処としては、直近（特に２年ほど）の第３問（ないしはそれをベースにした問題）は参考になるでしょう。

バラバラな資料の与えられ方の問題も手がけておく必要があります。


かなり特殊な取扱いとして平成２４年の第一問のデッド・エクイティスワップの出題があります。

やや実務的な出題として平成１７年の第３問で、社長個人からの借入金に関する出題がありました。

実際の過去出題を解いた際に、スルーするのではなく、ぜひ検討なさってみてください。


社長個人が会社に資金提供を行うことは実務的にもありがちです。

この場合、社長個人と会社とを明確に区別することがポイントになると思います。


第３問対策として注意しておきたいのが社会保険です。

社会保険料の負担率は上昇しており、相対的な重要性は高くなっています。

今後は、出題可能性等も源泉所得税並に考えてよいのではないでしょうか。

例えば平成１７年の第３問で出題されています。

基本的な会計処理（会社負担部分が法定福利費）は確認しておきましょう。


・会社負担の社会保険料