受験機関をご利用の方は、そろそろ基礎的な個別項目の学習を終え、構造論点の学習〜答練といった方が多いのではないでしょうか。
もちろん受験機関によっても進め方は違うでしょうから、一概にはいえないでしょう。

このブログでの講座部分(「平成18年 簿記論講座」)では、構造論点でも本支店会計と商的工業簿記はやや早めにおいてあります。
いずれにせよ基礎的な構造論点も含めて3〜4月くらいまでに学習する項目は、いつの年でも必要な部分で、ここの学習が合否を決めるといって過言ではありません。
とにかくこの部分の習熟が再優先だと思います。
そのためには、個別問題をしっかりと解くというのがもっとも効率的でしょう。

ただ、実際の試験で総合問題が出題されるのも事実で、総合問題を解くことが不要な訳ではありません。
これまでの個別項目にそれなりの感触が得られた方は、総合問題を本格的に解き始めてもよいでしょう。
ただ、あくまでも重要なのは、基礎的な個別項目です。
総合問題を解いている場合でも個別項目に不安を感じたら潔くテキスト、個別問題に戻る習慣はつけておくべきです。

個別項目で明らかな苦手意識のある項目については、多少の時間を割いてでも個別問題のまとめ解き等の機会をつくるべきでしょう。
朝起きたら苦手な項目が克服できていたということがあればよいでのですが、経験上、これはありません。
残念ですが。
やらないでできるようにはなりません。

コツコツとやるしかありません。
コツコツです。
はい。