簿記３級 基本問題２８（損益取引）

【対象＝３級以上】

（問題）
店舗に係る火災保険料は、毎年１０月１日に向こう１年分（120,000円）の保険料を一括して支払っている。
決算（年１回、12月）にあたり、適正な処理を行うこと。

（解答）

（借）前払保険料90,000　（貸）支払保険料90,000

（許容勘定科目等）
前払保険料→前払費用

（解説）
費用（支払保険料）の繰延に関する処理です。

金額の計算は、次のとおりです。


120,000円×９月／12月＝90,000

Comments

[1. きん]

こんなのばかりで申し訳ないです・・

保険料と利息の混同が・・

財表では、前払の費用はまとめて前払費用の
表示科目になるのでしたっけ。

[2. 講師]

この手のミスが多くてすいません。
財表が前払費用ですから、簿記論でも前払費用もありですね。
どうもありがとうございました。

[3. atishii]

保険料支払い時に

保険料　　／現金
前払費用

とはせず、前払費用に振替えるのは期末になりますか。

[4. 暮木孝司]

そうですね。
支出時に費用（ないしは資産）で全額の仕訳をする（めんどくさいので）。
期末で決算整理として、前払費用に振り替えるのが一般的です。

[5. atishii]

わかりました、ありがとうございました！