有価証券

＜テキスト記事一覧＞
・有価証券の増加を記録するタイミング
・有価証券の評価指標と評価差額の取扱い
・有価証券の勘定科目
・洗替処理と切放処理
・有価証券利息
・償却原価法
・定額法と利息法
・純資産直入法とは何か
・部分純資産直入法
・減損処理
・保有目的区分の変更の取扱い
・保有目的の変更の会計処理
・有価証券の差入等

＜軽めの記事一覧＞
・金融資産の発生の認識
・売買目的有価証券
・満期保有目的の債券
・洗替と切放
・利息法の考え方
・純資産直入法
・子会社株式及び関連会社株式
・外貨建有価証券における「換算」と「評価」
・原価評価の有価証券の換算


・税理士試験　簿記論　講師日記　全テキスト記事一覧へ

Comments

[1. 受験生]

先生、こんにちは。
早速ですが質問させてください。
財表の18年の本試験で証券投資信託の受益証券というのが出てくるのですがこれの期末評価は時価評価でしょうか？

また、こんな感じの少しマニアックなもので有価証券に分類されるものを少し紹介してもらえませんか？
現金か有価証券か分類するときにいつも迷ってしまい、何か分かりやすい分類方法があれば教えてください。

[2. 講師]

受験生さん、こんばんは。

証券投資信託の場合は、運用先が問題になるかと思います。
出題は、株式ということのようですので、基本は時価評価ということになるでしょうか。

金融商品は、新しいものが出てくるんでよくわからない面があります。
証券投資信託といっても証券会社が銀行でいう普通預金に近い形での運用を行っているものは、有価証券でも原価評価でよいようです。

現状では、ＭＲＦ（マネーリザーブファンド）というのが、証券会社での普通預金に近い形で運用されていると思います。
メインの口座に近く、出し入れが比較的自由という意味合いです。
以前は、ＭＭＦや中期国債ファンドというのがこれに近い役割を果たしており、これらも含めて、有価証券でありながら、原価評価という位置づけのようです。

事前にどの程度おさえておいたらいいのかも正直よくわかりませんが、上記は、一般的な証券取引でもよく出てくる感じですのでおさえておいてもよいのではないかと思います。

[3. 受験生]

ありがとうございます。
それってよく「預金と同様の性格を持つもの」って出てくるやつですかね？
他は問題に出るたびにコツコツ覚えるしかないですね。

[4. 講師]

何をどこまで追うかは難しいですね。
答練等ではむしろやっていないことを前提に出題している場合も少なくありません。
学習した範囲を確実にこなすことをこころがけるとよいようには思います。