【対象=1級以上】

(問題)
次の文章の正否を○×の符合で示しなさい。

(1)外貨建金銭債権債務は、短期のものも長期のものもすべて決算日の為替相場により円換算するのが原則であるが、このとき、長期のものの換算差額は、その合計額を直接純資産の部に別に区分を設けて計上する。

(2)時価を把握することが極めて困難と認められる株式については、その株式の実質価額が著しく低下したときは、相当の減額をしなければならない。

(3)減価償却資産を圧縮記帳する場合、積立金方式で処理した場合、積立金方式で処理しても直接減額方式で処理しても、当期純利益は毎期同じ金額となる。

(解答)
(1)×
(2)○
(3)×


(解説)
(1)外貨建債権債務については、長期・短期の区別なく、換算差額は、当期の損益とされます。
「外貨建取引等会計処理基準 一 2 (2)」参照

(2)いわゆる実価法の適用です。
金融商品会計基準21参照

(3)直接減額方式では、初年度に圧縮損が計上され、その後の減価償却費は、圧縮損を控除した後の金額で行うために、当期純利益は、積立金方式をとった場合とでは異なることになります。