総合問題が解けないという声はよく耳にします。

原因は一つとは限りませんが、大きな問題を解く以前の小さな問題の解き方に問題がある場合は少なくないように思います。

小さな問題では、資料も少なく、解答を導くための根拠となる数字も少ししかでていません。

それだけでも解きやすいと思います。

ところが問題が大きくなればなるほど、それが余計な資料という訳ではないにしろ、今、手がけようとしていることにとってのジャマな資料が増えます。



小さな問題を単に数字あわせではなく、しっかりと解くことが大きな問題への対策につながるのではないかと思います。

この「しっかり」が難しいですが。

ほとんどの小さな問題は必ずしもその問題を解けるようにするために用意されているのではありません。

理解・知識の確認のためにあります。

その確認がなされているか否かのハードルの高さのような問題はあるかもしれません。

例えば、○×問題で、解答のみを覚えても何も意味はないでしょう。

そこまで極端ではないにしろ単に解答手順を覚えこんでしまうことは有効な場合もありますが、○×問題の解答を覚える程度の意味しかない場合も少なくないように思います。

答えを覚えた。単に解答手順を覚えた。

それだけではとどまらない学習が要求される場合は少なくないでしょう。

そのためにはどうすればよいのか。

一緒に考えましょう!!(って、一緒にですか?)