【対象=3級以上】

(問題)
次の取引の仕訳を示しなさい。

決算(年1回)にあたり、当期首に取得した車両の減価償却を定額法により行った。
車両の取得原価は、100万円、耐用年数は5年であり、残存価額は、取得原価の10%である。減価償却の記帳方法は間接法によっている。

(解答)【単位:万円】
(借)減価償却費18 (貸)減価償却累計額18

(許容勘定科目等)
減価償却費→車両減価償却費
減価償却累計額→車両減価償却累計額

(解説)
減価償却(定額法)の計算は、以下のように行います。
(取得原価−残存価額)÷耐用年数=減価償却費

本問では、次のように計算します。
(100万円−100万円×0.1)÷5年=18万円

減価償却の記帳法として間接法を採用している場合の貸方は、減価償却累計額勘定を使用します。