長い間、私は、試験委員の方は、受験機関や市販の書籍や雑誌等の受験関連の情報によく目を通しているのかと思っていました。
もちろんそのような先生もいらっしゃるでしょうが、特に大学の先生(簿記論でいうと第1問と第2問担当)は、そんな時間はないのではないかと思います。
もちろんすべての先生が必ずそうだという訳でもなく、目をとおしている先生もいるかもしれませんが。
ただ、ほとんどないしは、ちょっとしか目を通していない先生がいることも事実のようです。
すごく大きな全国規模の模試や雑誌の予想特集号くらいはみているかもしれませんが、直前の答練あたりやましてや普段何をしているかをコマゴマと見ているとは考えにくいと思います。

では、何を見るのかというと、過去の問題には、間違いなく目を通す筈です。
少なくとも5年分くらいは、問題の内容、量、難易度ともにじっくりと検討する筈でしょう。

そのことからいえることは、えーっと。
そんなにはないです(な、ないの?)。

仮に出題の予想や何を重点的にやればよいのかの参考には、過去問は最良というくらいでしょうか。
参考にしてみてください(平成16年の第2問関連は飛ばしてください。若気の至りです。って、若くないか)。

過去出題傾向と対策