【対象=2級以上】
(問題)
次の資料に基づいて、必要な仕訳を示しなさい。
(1)製造間接費500千円を予定配賦した。
(2)製造間接費の実際発生額は、材料費200千円、労務費200千円、経費150千円であった。
(3)製造間接費の予定配賦額と実際発生額との差額を製造間接費配賦差異勘定に振替えた。
(解答)【単位:千円】
(問題)
次の資料に基づいて、必要な仕訳を示しなさい。
(1)製造間接費500千円を予定配賦した。
(2)製造間接費の実際発生額は、材料費200千円、労務費200千円、経費150千円であった。
(3)製造間接費の予定配賦額と実際発生額との差額を製造間接費配賦差異勘定に振替えた。
(解答)【単位:千円】
(1)(借)仕 掛 品500 (貸)製造間接費500
(2)(借)製造間接費550 (貸)材 料 費200
労 務 費200
経 費150
(3)(借)製造間接費配賦差異50 (貸)製造間接費50
(解説)
製造間接費の予定配賦を行った場合には、次の処理を行います。
(借)仕掛品××× (貸)製造間接費×××
製造間接費の実際発生額は、借方に集計されることになります。
(借)製造間接費××× (貸)材 料 費×××
労 務 費×××
経 費×××
製造間接費の予定配賦が行われる場合には、製造間接費を製品原価として仕掛品勘定に集計されます。
この場合には、製造間接費勘定の貸方に記入されます。
製造間接費の実際額は、借方に記入されます。
この製造間接費の予定配賦額と実際発生額との差額は、製造間接費配賦差異勘定で処理されます。
製造間接費予定配賦額(よ)−製造間接費実際発生額(じ)=製造間接費配賦差異
上記が、マイナスの場合の差異は、不利差異(借方差異)と呼ばれます。
プラスの場合の差異は、有利差異(貸方差異)と呼ばれます。
(2)(借)製造間接費550 (貸)材 料 費200
労 務 費200
経 費150
(3)(借)製造間接費配賦差異50 (貸)製造間接費50
(解説)
製造間接費の予定配賦を行った場合には、次の処理を行います。
(借)仕掛品××× (貸)製造間接費×××
製造間接費の実際発生額は、借方に集計されることになります。
(借)製造間接費××× (貸)材 料 費×××
労 務 費×××
経 費×××
製造間接費の予定配賦が行われる場合には、製造間接費を製品原価として仕掛品勘定に集計されます。
この場合には、製造間接費勘定の貸方に記入されます。
製造間接費の実際額は、借方に記入されます。
この製造間接費の予定配賦額と実際発生額との差額は、製造間接費配賦差異勘定で処理されます。
製造間接費予定配賦額(よ)−製造間接費実際発生額(じ)=製造間接費配賦差異
上記が、マイナスの場合の差異は、不利差異(借方差異)と呼ばれます。
プラスの場合の差異は、有利差異(貸方差異)と呼ばれます。
一応、商業簿記の復習を終えて、工業簿記の
復習を始める予定です。
この問題もすぐに解けたので、ちょっと自信が
つきました。