【対象=2級以上】

(問題)
次の資料に基づいて、製造指図書癸韻貿柯蠅気譴訐渋ご崟榿颪陵縦蠻柯螻曚魴彁擦靴覆気ぁ

(資料)
(1)年間の製造間接費予算 120千円

(2)年間の予定直接作業時間120時間

(3)当月の実際直接作業時間12時間(癸院В源間、癸押В柑間)

(解答)
8千円

(解説)
製造間接費の予定配賦率 120千円÷120時間=@1千円
製造間接費の予定配賦額 @1千円×8時間=8千円

(1)製造間接費の予定配賦
製造間接費の配賦(各製品への割り振り)を予定配賦率で行うことがあります(問題では、予定配賦が一般的です)。
製造間接費の予定配賦を行うことで、原価計算を素早く行うことができ、また、製造間接費の極端な変動をおさえることができます。

(2)製造間接費の予定配賦額の計算
製造間接費の予定配賦額は、次のように計算します。
予定配賦率=製造間接費予算(1年間の予定額)÷基準操業度(1年間の予定基準値)
製造間接費配賦額=予定配賦率×各指図書の実際配賦基準数値(1月の実際基準値)

製造間接費の予算は、1年でたてるのが通常です。
その製造間接費予算を基準操業度(例えば機械運転時間)で割れば、機械を1時間動かした場合にかかるであろう製造間接費の金額が算出されます。
これが、製造間接費の予定配賦率と呼ばれます。
これに1月間の実際配賦基準数値(たとえば実際の機械運転時間)をかけることにより、製造間接費の予定配賦額が算出されます。
製造間接費の予算は、1年単位で、実際配賦基準数値は、1月単位で考える点に留意してください。