【対象=2級以上】

(問題)
次の取引の仕訳を示しなさい。

期中に支払保険料勘定で処理していた金額500千円のうち400千円は翌期以降の分であるため決算において適切に処理する。なお、翌期以降の分400千円のうち300千円は、翌々期以降の分である。

(解答)【単位:千円】
(借)前払保険料  300 (貸)支払保険料400
   長期前払保険料100

(許容勘定科目等)
前払保険料→前払費用

(解説)
費用の繰延に関する出題です。
費用(本問では、支払保険料)として処理している金額のうち、翌期以降の分については、前払保険料(前払費用)勘定で処理します。
期末日の翌日から1年を超える部分(翌々期分)については、長期前払保険料勘定で処理します。