【対象=3級以上】

(問題)
次の取引の仕訳を示しなさい。

かねて、従業員の出張にあたり、旅費の概算額500円を現金で支払っていたが、本日、旅費の精算を行ったところ、現金50円の返金を受けた。

(解答)
(借)旅  費450 (貸)仮 払 金500
   現  金 50


(許容勘定科目等)
旅費→旅費交通費等
仮払金→旅費仮払金等

(解説)
その内容・金額が不明の支出が行われた場合には、仮払金勘定で処理します。
同様に内容・金額が不明の収入があった場合には、仮受金勘定で処理します。

実際に内容・金額が明らかとなった場合には、仮払金・仮受金勘定から正しい勘定科目に振替える処理を行います。