なんとも長い名称で、いやけがさしてしまう「資本金及び資本準備金減少差益」。
これは、一つの「用語」です。
貸借対照表の表示科目ですが、仕訳の勘定科目としても用いられます。
従来、一般的に使用されていたのは、「減資差益」です。
この減資差益は、いわば「資本金減少差益」です。
「資本金及び資本準備金減少差益」ではなく、「資本金減少差益」というところがみそです。
ですから「資本金減少差益」を意味する場合には、減資差益という「勘定科目」を用いても間違いではありません。
ただし、資本金及び資本準備金減少差益には、この他に、「資本準備金減少差益」も含まれますので、注意が必要です。
従来の「減資差益」は、勘定科目の指示がなければ、「資本金及び資本準備金減少差益」、「資本金減少差益」、「減資差益」でもかまいません。
ただし、自己株式の消却との関連で、「その他資本剰余金」という勘定科目が多くなっているようです。
勘定科目については、決めつけず柔軟に対応しましょう。
・税理士試験 簿記論 講師日記 全テキスト記事一覧へ
これは、一つの「用語」です。
貸借対照表の表示科目ですが、仕訳の勘定科目としても用いられます。
従来、一般的に使用されていたのは、「減資差益」です。
この減資差益は、いわば「資本金減少差益」です。
「資本金及び資本準備金減少差益」ではなく、「資本金減少差益」というところがみそです。
ですから「資本金減少差益」を意味する場合には、減資差益という「勘定科目」を用いても間違いではありません。
ただし、資本金及び資本準備金減少差益には、この他に、「資本準備金減少差益」も含まれますので、注意が必要です。
従来の「減資差益」は、勘定科目の指示がなければ、「資本金及び資本準備金減少差益」、「資本金減少差益」、「減資差益」でもかまいません。
ただし、自己株式の消却との関連で、「その他資本剰余金」という勘定科目が多くなっているようです。
勘定科目については、決めつけず柔軟に対応しましょう。
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