【対象=3級以上】

(問題)
次の取引の仕訳を示しなさい。

従業員に対して、給料総額200万円について、所得税の源泉徴収税額10万円と従業員への立替金5万円を差し引いて、手取金を現金で支払った。

(解答)【単位:万円】
(借)給  料200 (借)現  金185
              預 り 金 10
              立 替 金  5

(許容勘定科目)
給料→給料手当等
預り金→源泉所得税預り金

(解説)
所得税の源泉徴収税額は、預り金(源泉所得税預り金)で処理します。
従業員に対する立替金は、立替金勘定で処理してある筈ですので、立替金勘定の貸方に記入します。