【対象=2級以上】

(問題)
次の取引の仕訳を示しなさい。

(1)A材料10個(単価10円)を購入した(代金は掛け)。
(2)A材料のうち2個を返品した。
(3)B材料100円を購入した。その他に引取運賃10円がかかっているが、いずれも月末に支払うこととした。

(解答)
(1)(借)材  料100 (貸)買 掛 金100
(2)(借)買 掛 金 20 (貸)材  料 20
(3)(借)材  料110 (貸)買 掛 金100
                 未 払 金 10


(許容勘定科目等)
材料→材料仕入等

(解説)
材料を購入した場合には、借方・材料勘定で処理します。

材料の購入代金が未払の場合には、貸方・買掛金勘定で処理します。

材料を返品した場合には、購入時の逆仕訳を行います。

なお、引取運賃等の付随費用の未払については、買掛金勘定ではなく、未払金勘定で処理することになります。