「クリーンサープラス」という言葉をお聞きになったことがあるでしょうか。
無理にでも訳せば、「きれいな剰余金」といったところでしょうか。
汚い剰余金は、「ダーティーサープラス」です。
クリーンとか、ダーティーは、まだなんとかついていけますが、サープラスが微妙です(←私が)。
まあ剰余金(ニュアンスとしては、「利益のうち配当をして残った分」に近いかもしれません)がきれいということになるでしょうか。
今回の財務諸表の改正は、この「ダーティーサープラス」の解消も視野に入れていたようです。
クリーンサープラス自体は、剰余金といった貸借対照表の資本項目に着目した表現になっていますが、むしろ、損益計算書と貸借対照表の関係を指している場合が多いかもしれません。
損益計算書上の利益がきちんと貸借対照表に反映されている、そんな関係を「クリーンサープラス関係」などもいいます。
逆に株主等との直接的な資本取引でもないのに、いきなり資本項目が増えるなんてのは、ダーティーサープラスな訳です。
そう、ダーティだったのは、資本直入法による「その他有価証券評価差額金」等です。
このその他有価証券評価差額金のように損益計算書を経ないでいきなり株主の資本と同列の資本項目が増えているのがこれまでの状況でした。
そこから劇的な変化があった訳ではないかもしれませんが、従来の資本の部を純資産の部に改め、株主資本とそれ以外を明確に区分することにより、ダーティーさを解消しようとしているのです。
今回の改正による損益計算書の最終値である「当期純利益」は、純資産の部の「株主資本」と結びつく事になります。
では、「利益」と「株主資本」が結びつかなければならないのは何故なのか。
その事をそれなりに(そ、それなりですか)説明するには、やはり、そもそもの会計の目的を考えてみる必要があるかもしれません。
無理にでも訳せば、「きれいな剰余金」といったところでしょうか。
汚い剰余金は、「ダーティーサープラス」です。
クリーンとか、ダーティーは、まだなんとかついていけますが、サープラスが微妙です(←私が)。
まあ剰余金(ニュアンスとしては、「利益のうち配当をして残った分」に近いかもしれません)がきれいということになるでしょうか。
今回の財務諸表の改正は、この「ダーティーサープラス」の解消も視野に入れていたようです。
クリーンサープラス自体は、剰余金といった貸借対照表の資本項目に着目した表現になっていますが、むしろ、損益計算書と貸借対照表の関係を指している場合が多いかもしれません。
損益計算書上の利益がきちんと貸借対照表に反映されている、そんな関係を「クリーンサープラス関係」などもいいます。
逆に株主等との直接的な資本取引でもないのに、いきなり資本項目が増えるなんてのは、ダーティーサープラスな訳です。
そう、ダーティだったのは、資本直入法による「その他有価証券評価差額金」等です。
このその他有価証券評価差額金のように損益計算書を経ないでいきなり株主の資本と同列の資本項目が増えているのがこれまでの状況でした。
そこから劇的な変化があった訳ではないかもしれませんが、従来の資本の部を純資産の部に改め、株主資本とそれ以外を明確に区分することにより、ダーティーさを解消しようとしているのです。
今回の改正による損益計算書の最終値である「当期純利益」は、純資産の部の「株主資本」と結びつく事になります。
では、「利益」と「株主資本」が結びつかなければならないのは何故なのか。
その事をそれなりに(そ、それなりですか)説明するには、やはり、そもそもの会計の目的を考えてみる必要があるかもしれません。
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