【対象=3級以上】

(問題)
次のうち簿記上の取引に該当するものを選びなさい。

(1)備品20万円を購入した

(2)従業員を初任給20万円で雇い入れた。

(3)火災が発生し、帳簿価額20万円の備品を焼失した。

(4)商品20万円を購入する契約を交わした。

(5)現金20万円が盗難にあった。

(解答)
(1)、(3)、(5)

(解説)
簿記上の取引とは、資産・負債・資本に増減をもたらす出来事をいいます。
したがって、一般的には、取引と呼んでいる出来事であっても、資産・負債・資本に変化がない出来事は、簿記上の取引には該当しません(2、4)。
したがって、簿記上の取引に該当するのは、(1)、(3)、(5)ということになります。