満期保有目的の債券は、満期まで保有する債券(って、そのままか)です。
簿記論では、それほど厳密な定義等は問われないと思いますが、満期保有目的の債券であるためには、取得当初から満期まで保有する意志が必要です。
満期保有目的の債券は、取得原価で評価します。
これは、満期まで所有していることが前提のために時価評価を行う必要がないからです。
ただし、取得差額(額面と取得金額の差額)が金利の調整である場合には、償却原価法が強制されます。
勘定科目としては、投資有価証券か、満期保有目的債券が用いられます。
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満期保有目的の債券は、取得原価で評価します。
これは、満期まで所有していることが前提のために時価評価を行う必要がないからです。
ただし、取得差額(額面と取得金額の差額)が金利の調整である場合には、償却原価法が強制されます。
勘定科目としては、投資有価証券か、満期保有目的債券が用いられます。
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満期保有目的の債券は取得原価で評価されます。
・・・が、この「取得原価」は将来キャッシュ・フローの総額ではないですか?
満期保有目的の債券の場合、将来キャッシュフローが固定されている、つまり確定していますね。
経済学的利益のところ(財務会計講義より)で、将来キャッシュフローは不確実性を伴うので、取得原価が採用されているというようなことが書いてありました。
経済学的に将来キャッシュフローを予測できないから、取得原価。
ということは、確実に予測できる満期保有目的の債券の計上額は将来キャッシュフローの総額なのかな、と。
・・・全然違いますか?