利益は、「一定期間における資本(純財産)の増」です。
財産法によれば、利益は、期末資本から期首資本を差し引いて計算されます。
これに対して、損益法による利益計算は、「収益−費用」で計算されます。
財産法による利益計算が、「有高」(ストック)の増にであるのに対し、損益法は、「物の流れ=出入」(フロー)に着目したものです。
簡単な例で示しましょう。
今、水槽に5リットルの水があるとします。
この水槽に3リットルの水を入れ、2リットルの水を水槽から出したとします。
水槽の水は、6リットルになっています。
これを、損益法と財産法の考え方で説明してみましょう。
損益法による利益計算によれば、
入れた水3リットル −出した水2リットル=1リットル
と「増えた水の量」を計算します。
ある期間に入れた水の量(3リットル)から出した水の量(2リットル)を引いて増えた水の量を計算している訳です。
財産法による損益計算では、
最後にある水の量(6リットル)−最初にあった水の量(5リットル)=1リットル
と「増えた水の量」を計算します。
もちろん増えた水の量を「有高の差」(期末資本−期首資本)で求めるか、「出入りの水の量の差」(収益−費用)で求めるかの違いですから、どちらの計算によっても「水の量の増分」に違いはありません。
つまり、財産法による利益計算と損益法による利益計算は一致することになります。
財産法によれば、利益は、期末資本から期首資本を差し引いて計算されます。
これに対して、損益法による利益計算は、「収益−費用」で計算されます。
財産法による利益計算が、「有高」(ストック)の増にであるのに対し、損益法は、「物の流れ=出入」(フロー)に着目したものです。
簡単な例で示しましょう。
今、水槽に5リットルの水があるとします。
この水槽に3リットルの水を入れ、2リットルの水を水槽から出したとします。
水槽の水は、6リットルになっています。
これを、損益法と財産法の考え方で説明してみましょう。
損益法による利益計算によれば、
入れた水3リットル −出した水2リットル=1リットル
と「増えた水の量」を計算します。
ある期間に入れた水の量(3リットル)から出した水の量(2リットル)を引いて増えた水の量を計算している訳です。
財産法による損益計算では、
最後にある水の量(6リットル)−最初にあった水の量(5リットル)=1リットル
と「増えた水の量」を計算します。
もちろん増えた水の量を「有高の差」(期末資本−期首資本)で求めるか、「出入りの水の量の差」(収益−費用)で求めるかの違いですから、どちらの計算によっても「水の量の増分」に違いはありません。
つまり、財産法による利益計算と損益法による利益計算は一致することになります。
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