平成１８年 簿記論講座 ９月第１回（簿記一巡）

【チェックポイント】
（１）「簿記一巡の流れ」の確認
（２）「再振替仕訳」のタイミング（→翌期首。行われていなければ、やる）。
（３）「資本振替」（特に個人企業の資本振替が貸方・資本金であることに留意）
（４）「決算整理後試算表」（決算振替「前」）、「繰越試算表」（最終値）の意味の確認


【簿記一巡】
（１）開始手続
１．開始記入
勘定上、はじめに行われる「前期繰越」の記入（英米式の場合）

２．再振替仕訳
前期末の経過勘定項目（前払費用・前受収益・未払費用・未収収益）設定時の逆仕訳

（２）期中手続
取引　→　仕訳帳（仕訳）　→　総勘定元帳（転記）

（３）決算手続
１．決算整理前試算表

２．決算整理

３．決算整理後試算表

４．決算振替と帳簿締切
　（イ）損益振替
　　　　（借）収益の勘定×××（貸）損　　　益×××
　　　　（借）損　　　益×××（貸）費用の勘定×××
　（ロ）資本振替
　　　（個人）（借）損　　益×××（貸）資　本　金×××
　　　（会社）（借）損　　益×××（貸）未処分利益×××
　（ハ）資産・負債・資本の各勘定の締切

５．繰越試算表の作成

６．損益計算書・貸借対照表の作成


【チェック問題】オススメ度（◎→○→△、※は参考）
・資産・負債・資本・費用・収益の区分　三級編（１）（○）
・資産・負債・資本・費用・収益の関係　三級編（２）（○）
・取引要素の結合関係　三級編（３）（○）
・簿記一巡　三級編（19）（○）
・簿記一巡　基本編（１）（◎）