昨日、平成16年 第2問 問2 をご紹介しました。
この問題、受験機関などにも大変、不評です。
いい評判は聞いたことがありません。
市販の過去問集などをご覧いただくとわかると思いますが、怒っているところもあります。
ただ、じゃあ、検討しなくてよいのかというとそんなことはありません。
むしろ、柴先生の出題に対する考え方がおもいっきり反映されていると考えるべきでしょう。
税効果会計は、税理士試験では、出題頻度も多いですから、この問題を検討する価値は十分にあると考えます。
ちなみに、解答箇所は6箇所(そのうちゼロが2箇所)で、2〜3箇所の正答で勝負になったと思われます。
以前にも何度か書いていますが、このゼロ解答2個は、本当に衝撃的でした。
そして、つづく問3にもゼロ解答がありますので、かなり意図的であることもわかると思います。
将来加算一時差異がない。
繰延税金負債もない。
そのことを自信をもって解答できるかは、事後に振返るよりも必ずしも容易なことではありません。
解答要求に「課税所得」があったためか問題全体に、こりゃダメだという印象を持つとスルーしてしまう可能性のある出題といってよいかもしれません。
一見できそうもない出題でもできる箇所はある筈ということは、充分記憶にとどめておく必要はあるといったところでしょうか。
次回以降、この問題の特徴的な部分を掘り下げて考えてみたいと思います。
この問題、受験機関などにも大変、不評です。
いい評判は聞いたことがありません。
市販の過去問集などをご覧いただくとわかると思いますが、怒っているところもあります。
ただ、じゃあ、検討しなくてよいのかというとそんなことはありません。
むしろ、柴先生の出題に対する考え方がおもいっきり反映されていると考えるべきでしょう。
税効果会計は、税理士試験では、出題頻度も多いですから、この問題を検討する価値は十分にあると考えます。
ちなみに、解答箇所は6箇所(そのうちゼロが2箇所)で、2〜3箇所の正答で勝負になったと思われます。
以前にも何度か書いていますが、このゼロ解答2個は、本当に衝撃的でした。
そして、つづく問3にもゼロ解答がありますので、かなり意図的であることもわかると思います。
将来加算一時差異がない。
繰延税金負債もない。
そのことを自信をもって解答できるかは、事後に振返るよりも必ずしも容易なことではありません。
解答要求に「課税所得」があったためか問題全体に、こりゃダメだという印象を持つとスルーしてしまう可能性のある出題といってよいかもしれません。
一見できそうもない出題でもできる箇所はある筈ということは、充分記憶にとどめておく必要はあるといったところでしょうか。
次回以降、この問題の特徴的な部分を掘り下げて考えてみたいと思います。
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