【対象=簿記論、制限時間=15分、難易度=C】
(問題)
当社が月次決算を行うに当たり、×8年4月30日の残高証明を入手(残高3,200,815円)して調査したところ、次の(1)から(6)の事実が判明したので、当社は必要な修正を行った。この修正が当社の損益に及ぼす影響額を計算しなさい。
(1)4月25日に、二枚の小切手を振り出し次のように仕訳をしていたが、受取人はいずれも5月上旬まで保管したままだった。
A社へ支払 (借)買掛金118,450 (貸)当座預金118,450
B社へ支払 (借)交際費103,000 (貸)当座預金103,000
(2)4月30日に、前期において回収不能として処理していた債権185,400円の支払いの振り込みがC社からあったが、銀行からの通知を受けていなかった。
(3)4月30日が支払期日のため小切手を作成し、次の仕訳を行っていたが、実際に集金がなされたのは5月6日であった。
D社へ支払 (借)修繕費 82,400 (貸)当座預金82,400
E社へ支払 (借)支払地代206,000 (貸)当座預金206,000
F社へ支払 (借)未払金 58,710 (貸)当座預金 58,710
(4)4月29日に、得意先から集金した小切手を次のように仕訳した上で翌日銀行に持ち込んだが、この金額が当座預金口座に入金されたのは5月2日であった。
G社から受取 (借)当座預金525,300 (貸)売掛金 525,300
H社から受取 (借)当座預金319,300 (貸)未収入金319,300
I社から受取 (借)当座預金113,300 (貸)雑収入 113,300
(5)4月30日付けで、手形取立手数料30,900円と口座振替手数料515円が銀行によって引き落とされていた。
(6)4月30日に、次の仕訳とともに236,000円の小切手を振出したが、この金額が同口座から引き出されたのは5月2日になってからであった。
J社へ支払 (借)広告宣伝費236,000 (貸)当座預金236,000
(解答欄)
損益に及ぼす影響額( )円
(解答)
(問題)
当社が月次決算を行うに当たり、×8年4月30日の残高証明を入手(残高3,200,815円)して調査したところ、次の(1)から(6)の事実が判明したので、当社は必要な修正を行った。この修正が当社の損益に及ぼす影響額を計算しなさい。
(1)4月25日に、二枚の小切手を振り出し次のように仕訳をしていたが、受取人はいずれも5月上旬まで保管したままだった。
A社へ支払 (借)買掛金118,450 (貸)当座預金118,450
B社へ支払 (借)交際費103,000 (貸)当座預金103,000
(2)4月30日に、前期において回収不能として処理していた債権185,400円の支払いの振り込みがC社からあったが、銀行からの通知を受けていなかった。
(3)4月30日が支払期日のため小切手を作成し、次の仕訳を行っていたが、実際に集金がなされたのは5月6日であった。
D社へ支払 (借)修繕費 82,400 (貸)当座預金82,400
E社へ支払 (借)支払地代206,000 (貸)当座預金206,000
F社へ支払 (借)未払金 58,710 (貸)当座預金 58,710
(4)4月29日に、得意先から集金した小切手を次のように仕訳した上で翌日銀行に持ち込んだが、この金額が当座預金口座に入金されたのは5月2日であった。
G社から受取 (借)当座預金525,300 (貸)売掛金 525,300
H社から受取 (借)当座預金319,300 (貸)未収入金319,300
I社から受取 (借)当座預金113,300 (貸)雑収入 113,300
(5)4月30日付けで、手形取立手数料30,900円と口座振替手数料515円が銀行によって引き落とされていた。
(6)4月30日に、次の仕訳とともに236,000円の小切手を振出したが、この金額が同口座から引き出されたのは5月2日になってからであった。
J社へ支払 (借)広告宣伝費236,000 (貸)当座預金236,000
(解答欄)
損益に及ぼす影響額( )円
(解答)
損益に及ぼす影響額( 153,985)円
(解説)
平成8年度の公認会計士試験(短答)の一部改題である(実際の出題は、5択)。
解答要求は、損益に及ぼす影響額ですから、実際に仕訳をきってみて、損益(費用と収益)科目の純額(借方と貸方の差額)をだせばよいでしょう。
(当社の仕訳)
(2)(借)当座預金185,400 (貸)償却債権取立益185,400※1
(3)(借)当座預金347,110 (貸)未 払 金347,110
(5)(借)支払手数料31,415※2(貸)当座預金31,415
上記※1−※2=153,985円
なお、(1)(4)(6)については、仕訳は不要です。
一般的な銀行勘定調整表の作成等で使用されることの多い未取付小切手等の言葉を巧みに避けているのが特徴といえるかもしれません。
比較的多く用いられている呼称でいうと次のような感じになるでしょうか。
(1)未取付小切手
(2)振込未通知
(3)未渡小切手
(4)未取立小切手
(5)引落未記帳
(6)未取付小切手
(解説)
平成8年度の公認会計士試験(短答)の一部改題である(実際の出題は、5択)。
解答要求は、損益に及ぼす影響額ですから、実際に仕訳をきってみて、損益(費用と収益)科目の純額(借方と貸方の差額)をだせばよいでしょう。
(当社の仕訳)
(2)(借)当座預金185,400 (貸)償却債権取立益185,400※1
(3)(借)当座預金347,110 (貸)未 払 金347,110
(5)(借)支払手数料31,415※2(貸)当座預金31,415
上記※1−※2=153,985円
なお、(1)(4)(6)については、仕訳は不要です。
一般的な銀行勘定調整表の作成等で使用されることの多い未取付小切手等の言葉を巧みに避けているのが特徴といえるかもしれません。
比較的多く用いられている呼称でいうと次のような感じになるでしょうか。
(1)未取付小切手
(2)振込未通知
(3)未渡小切手
(4)未取立小切手
(5)引落未記帳
(6)未取付小切手



もちろんCランク。
「未取付」「未渡」という言葉がない分、きちんと意味を理解していないと混乱してしまいます┐('〜`;)┌
一度経験していないと、初回で解くのは難しいです。
「未取付」「未渡」等で考える学習パターンを逆手に取った問題ですね。