【対象=2級以上】

(問題)

当社は、かねてからA銀行と借越限度額500万円の当座借越契約を締結しており、以下の取引を行う以前の当座預金出納帳残高は、60万円であった。

下記の一連の取引の仕訳を示しなさい。

(1)A商店より商品100万円を仕入れ、代金は小切手を振り出して支払った。

(2)決算において当座預金勘定の貸方残高40万円を短期借入金勘定に振り替える。

(解答)【単位:万円】
(1)(借)仕  入100 (貸)当座預金 100
(2)(借)当座預金 40 (貸)短期借入金40



(許容勘定科目等)

短期借入金は、借入金でもよい。


(解説)

当座借越の処理については、期中は当座預金勘定のみで処理し、決算時に貸方残高となる場合には、短期借入金等に振り替えることになります。