【対象=簿記論】

(問題)

当社は、本支店間の取引について支店独立会計制度を採用しているが、本店の売掛金100が支店により回収された。

なお、当社では、自店に代わり売掛金の回収が他店により行われたときは、その回収業務を行った他店に対して2%の内部手数料を負担することとしている。

この場合の支店の仕訳を示しなさい。

(解答)
(借)現金預金100 (貸)本    店   100
   本    店 2    受取内部手数料  2



(許容勘定科目等)

受取内部手数料→内部受取手数料等


(解説)

本支店間取引において、他店業務(売掛金の回収等)が行われた場合に内部的な手数料勘定を用いて処理することがあります。

本問では、受取手数料(収益)が生じますが、内部的な収益であるため、これと区別するために受取内部手数料等を使用する必要があります。


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特になし