委託販売においては、販売(受託者における販売)以前に、商品が委託者の手許を離れます
しかし、その商品は、委託者の手許にないだけで、委託者の商品です。
そこで、手許にある一般の商品とは区別するために採用されるのが、いわゆる手許商品区分法です。
基本的な処理は、試用販売の場合と同様ですが、処理を掲げておきましょう。
●その都度法
(積送時)
(借)積送品××× (貸)仕入×××
(仕切精算書到着時)
(借)売掛金××× (貸)積送品売上×××
仕 入××× 積送品 ×××
(決算時)
処理なし
●期末一括法
(積送時)
(借)積送品××× (貸)仕入×××
(仕切精算書到着時)
(借)売掛金××× (貸)積送品売上×××
(決算時)
(借)仕 入××× (貸)積送品 ×××
【関連記事】
・委託販売の収益認識基準
・積送諸掛
・荷為替の取組み
・受託販売
・委託販売の売上計上時期
・税理士試験 簿記論 講師日記 全テキスト記事一覧
しかし、その商品は、委託者の手許にないだけで、委託者の商品です。
そこで、手許にある一般の商品とは区別するために採用されるのが、いわゆる手許商品区分法です。
基本的な処理は、試用販売の場合と同様ですが、処理を掲げておきましょう。
●その都度法
(積送時)
(借)積送品××× (貸)仕入×××
(仕切精算書到着時)
(借)売掛金××× (貸)積送品売上×××
仕 入××× 積送品 ×××
(決算時)
処理なし
●期末一括法
(積送時)
(借)積送品××× (貸)仕入×××
(仕切精算書到着時)
(借)売掛金××× (貸)積送品売上×××
(決算時)
(借)仕 入××× (貸)積送品 ×××
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先々週より特殊商品の勉強を始めています。3級、2級受験で勉強したかなりの部分を忘れている自分自身にショックを受けています。
そういう私が指摘するのも恐縮なのですが、期末一括法の(仕切清算書到着時)の仕訳がその都度法と同じになっています。