商品の仕入れ時における本体価格以外の付随費用の取扱いです。
【仕入諸掛】
商品を取得するために要した付随費用(仕入諸掛)は、通常、仕入に加算します。
商品そのものの値段(購入代価)に仕入諸掛を加えたものが当期の仕入高です。
仕入諸掛には、引取運賃、支払手数料の他に、荷役費、保険料、関税等があります(後の三者は、通常、輸入取引の場合に生じます)。
【仕入諸掛の会計処理】
仕入諸掛は、仕入に加算するのが一般的です。
が、これを別途、「仕入諸掛費」(費用)という勘定を設けて処理することがあります。
仕入諸掛費勘定を用いた場合には、期末商品に対応する仕入諸掛は、「繰延仕入諸掛」(資産)として繰越さなければなりません。
なお、いずれの方法をとっても損益計算書の表示が変る訳ではありません。
損益計算書は、同じです。
仕入諸掛を別途処理する場合には、ボックスに購入代価(内側)と仕入諸掛(外側)と別個に書いて整理するとわかりやすいでしょう。
【関連記事】
・原価率・利益率、付加率
・ボックス図の意味
・棚卸減耗損と商品評価損
・他勘定振替高
・払出単価の決定方法
・売価還元法
・売価還元法における値上と値下
・税理士試験 簿記論 講師日記 全テキスト記事一覧
商品を取得するために要した付随費用(仕入諸掛)は、通常、仕入に加算します。
商品そのものの値段(購入代価)に仕入諸掛を加えたものが当期の仕入高です。
仕入諸掛には、引取運賃、支払手数料の他に、荷役費、保険料、関税等があります(後の三者は、通常、輸入取引の場合に生じます)。
【仕入諸掛の会計処理】
仕入諸掛は、仕入に加算するのが一般的です。
が、これを別途、「仕入諸掛費」(費用)という勘定を設けて処理することがあります。
仕入諸掛費勘定を用いた場合には、期末商品に対応する仕入諸掛は、「繰延仕入諸掛」(資産)として繰越さなければなりません。
なお、いずれの方法をとっても損益計算書の表示が変る訳ではありません。
損益計算書は、同じです。
仕入諸掛を別途処理する場合には、ボックスに購入代価(内側)と仕入諸掛(外側)と別個に書いて整理するとわかりやすいでしょう。
【関連記事】
・原価率・利益率、付加率
・ボックス図の意味
・棚卸減耗損と商品評価損
・他勘定振替高
・払出単価の決定方法
・売価還元法
・売価還元法における値上と値下
・税理士試験 簿記論 講師日記 全テキスト記事一覧
「仕入諸掛費」ACと「繰延仕入諸掛」ACの表示箇所について質問です。
「仕入諸掛」ACは、後TB PL に出てこないようですね。
なぜでしょうか?
決算仕訳で「仕入」AC/「繰延仕入諸掛」ACに振替えてますが、なぜわざわざ振替えてるのでしょうか?
あと、「繰延仕入諸掛」の方は、BSに表示するのでしょうか?
指導よろしくお願い致します。