税理士試験 簿記論 講師日記

税理士試験 簿記論、財務諸表論、簿記検定の問題、学習方法等をアドバイス。

過去問

過去問を読もう!!(平成17年第一問:退職給付会計・退職給付の会計処理)

会計基準、読んでますか?

会計基準が過去出題にどのように反映されているのか。

財務諸表論の過去問を小問化してお届けしています。

(問題)
「基準」(意見書)で定められた全体的な会計処理について、費用認識の側面と、負債の認識・測定の側面とを対比しながら、説明しなさい。なお、解答においては、強調したい部分4箇所以内)に下線を引くこと。

(解答)
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過去問を読もう!!(平成17年第一問:退職給付会計・賃金後払説)

会計基準、読んでますか?

会計基準が過去出題にどのように反映されているのか。

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(問題)
退職給付は基本的に勤務期間を通じた労働の提供に伴って発生するものと捉えられる。
退職給付の性格に関しては、いくつかの考え方(説)がある。それらのうち、(上記の捉え方)に依拠した説を何というか、基準(意見書)で使用されている用語で答えなさい。

(解答)
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過去問を読もう!!(平成17年第一問:退職給付会計・穴埋め2)

会計基準、読んでますか?

会計基準が過去出題にどのように反映されているのか。

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(問題)
退職給付は基本的に勤務期間を通じた労働の提供に伴って発生するものと捉えられる。このような捉え方に立てば、退職給付は、その発生が(1)に起因する将来の特定の(2)とみなすことができ、企業会計における従来の考え方が、企業年金制度による退職給付についても同じくあてはまると考えられる。したがって、退職給付はその発生した期間に費用として認識することが必要である。

(解答)
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過去問を読もう!!(平成17年第一問:退職給付会計・穴埋め1)

会計基準、読んでますか?

会計基準が過去出題にどのように反映されているのか。

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(問題)
次の文章は、退職給付に係る会計基準……において示された基本的考え方を要約したものである。これに関連して、以下の各問に答えなさい。

退職給付とは、一定の期間にわたり労働を提供したこと等の事由に基づいて、退職時以後に従業員に支給される給付をいい、(1)及び(2)等がその典型である。

(解答)
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過去問を読もう!!(平成18年第二問:総括)

会計基準、読んでますか?

会計基準が過去出題にどのように反映されているのか。

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平成18年第二問の出題は、減損会計でした。

この年のヤマ的な項目でド本命からの出題です。

意見書の穴埋め等、減損損失の認識と測定、低価基準との関連と大きなテーマ性を持ちつつ、他項目との関連も問う出題でした。

最近の出題傾向です。

特に出題形式から想定されそうな項目についての本年の対策はしっかりうっておくべきでしょう。

(1)意見書の基本的部分の穴埋め

(2)基準本編+計算でもお目にかかる部分(要は大事な部分)の説明

(3)説や処理法の分岐(二つ説や処理法がある場合にその名前と簡単な説明)

(4)考え方の共通する関連項目(←これは厳しいですが、できるだけ共通点を見つける努力はしましょう。このブログでもできるだけ指摘しているつもりです。)



意見書の最初の方をよく読んでいるか。

基本的な減損会計の考え方を自分のものとしているか。

この二点が大きかったのではないかと思います。

減損会計という比較的新しい領域だけに難易度は高いと感じられたかもしれません。

減損会計でいったい何を計算しているのか。

そもそも減損処理とは何なのか。

こんな基本的事項を自分の言葉で説明できるような勉強の仕方をしていると解答にかなり有利です。

意見書を必ずしも熟読していなくてもそんな理解があれば、「使用」と「売却」という回収手段も出やすいのではないかと思います。

ただ、現実的には初見ではやや厳しいかもしれませんが。

このような会計処理が誰もが知っているであろう他の会計処理(低価基準)とどのような関係を持つのか。

そんなことに思いをめぐらせたことがあるかどうかが後半の問題の解きやすさに直結したのではないかと思います。

また、説の名称自体が出るかどうかは大きかったと思います。

でないとそれ以後がガタガタになってしまうと思いますので。

今後も、考え方(説の分岐)には、注意する必要があるでしょう。


総じて短い言葉で端的に解答を要求している。

そんな特徴があるといえるかもしれません。

実際の試験委員の出題の関係はよくわかりません。

一般的には新任の先生が第二問、重任の先生が第一問です。

この問題を作成された先生が来年の第一問を担当すると考えるのが一般的かもしれません。

計算で誰もが知っている項目の計算をしっかり(理解してやっていれば)できるような内容を多く含んだ出題がされるのではないかと予想しています。

というかそういう出題をよろしくお願いいたします(って、頼んでもダメでしょ。んっ、これは頼めば大丈夫か。んっ、てか、それじゃ何だかわかんないか)。

過去問を読もう!!(平成18年第二問:低価基準と減損との関係)

会計基準、読んでますか?

会計基準が過去出題にどのように反映されているのか。

財務諸表論の過去問を小問化してお届けしています。

(問題)
(低価基準が適用される根拠としての有効原価説と回収可能原価説)に関して、固定資産の減損に係る会計基準における事業用固定資産の減損処理の考え方と、より共通すると考えられる説はいずれか。理由とともに示しなさい。

(解答)
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過去問を読もう!!(平成18年第二問:低価基準の根拠)

会計基準、読んでますか?

会計基準が過去出題にどのように反映されているのか。

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(問題)
棚卸資産の評価に低価基準が適用される根拠として、保守主義説の他に2つの説がある。
2つの説を示し、それぞれの説についてどのような時価が適用されるかを示しなさい。

(解答欄)
(          )説 時価=(          )

(          )説 時価=(          )

(解答)
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過去問を読もう!!(平成18年第二問:減損損失の測定)

会計基準、読んでますか?

会計基準が過去出題にどのように反映されているのか。

財務諸表論の過去問を小問化してお届けしています。

(問題)
減損損失の測定について、事業投資の二つの回収手段を示し、それぞれに基づいて簡潔に説明しなさい。
なお、強調したい用語に下線(2箇所)を引くこと。

(解答欄)
2つの回収手段(          )、(          )
減損の測定

(解答)
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過去問を読もう!!(平成18年第二問:減損損失の認識)

会計基準、読んでますか?

会計基準が過去出題にどのように反映されているのか。

財務諸表論の過去問を小問化してお届けしています。

(問題)
減損損失の認識について、簡潔に説明しなさい。

(解答)
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過去問を読もう!!(平成18年第二問:減損会計・空欄補充2)

会計基準、読んでますか?

会計基準が過去出題にどのように反映されているのか。

財務諸表論の過去問を小問化してお届けしています。

(問題)
(次の文章の)空欄(1)から(4)に適切な用語を記入しなさい。

事業用の固定資産であっても、その(1)が当初の予想よりも低下し、資産の(2)を帳簿価額に反映させなければならない場合がある。…これは、……(3)基準の下で行われる帳簿価額の(4)な減額である。

(解答)
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過去問を読もう!!(平成18年第二問:減損会計・語句指摘)

会計基準、読んでますか?

会計基準が過去出題にどのように反映されているのか。

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(問題)
事業用の固定資産については、通常、市場平均を超える成果を期待して事業に使われている……。
この「市場平均を超える成果」は一般に何と呼ばれるか。

(解答)
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過去問を読もう!!(平成18年第二問:減損会計・空欄補充1)

会計基準、読んでますか?

会計基準が過去出題にどのように反映されているのか。

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(問題)
(次の文章の)空欄(1)から(3)に適切な用語を記入しなさい。

事業用の固定資産については、通常、市場平均を超える成果を期待して事業に使われているため、市場の平均的な期待で決まる(1)が変動しても、企業にとっての投資の価値がそれに応じて変動するわけではなく、また、投資の価値自体も、投資の成果である(2)が得られるまでは(3)したものではない。

(解答)
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過去問を読もう!!(平成18年第一問:総括)

会計基準、読んでますか?

会計基準が過去出題にどのように反映されているのか。

財務諸表論の過去問を小問化してお届けしています。

平成18年第一問の出題は、実現主義を問う出題でした。

近時、テーマ性のある会計基準からの出題比率が高まっている中での伝統的な分野からの出題です。

実現主義といってもその要件、引渡基準の根拠といった基本的な事項から特殊商品販売の収益認識基準、工事進行基準、有価証券の評価と多岐にわたります。

テーマ性を持ちながらも出題範囲は狭くありません(これがイヤなんですよね)。

最近の出題の特徴でもあります。


解答要求からみる大きな特徴は、理由・根拠が多い点です(5つの枝中の3個、または6つ中3個)。

しかし、同様の理由・根拠といっても段階が踏まえられているように感じられます。

(1)どのテキストにもでているだろう基本的項目(引渡基準)

(2)会計基準を読むうえで疑問が生じそうな項目(工事進行基準)

(3)二つの処理の関係を考えるうえで疑問が生じそうな箇所(実現主義と有価証券の時価評価)



基本的なテキストや会計基準をきちんと読む。

基本的事項をおさえる。

その過程で疑問を持つ。

他の項目との関連を考える。

そんな学習スタイルを望んでいるだろう出題者の意図が汲み取れます(たぶん)。

難易度的にも難解でもなく、かといって容易でもなくとても考えられた良問だと思います(最後の問題は私が考えさせられました。今でも考えてますが)。

過去問を読もう!!(平成18年第一問:工事進行基準)

会計基準、読んでますか?

会計基準が過去出題にどのように反映されているのか。

財務諸表論の過去問を小問化してお届けしています。

(問題)
工事進行基準……(は)、実現基準の例外とされている。このような例外的な収益認識基準が認められる理由を、簡潔に述べなさい。

(解答)
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過去問を読もう!!(平成18年第一問:特殊商品販売の収益認識)

会計基準、読んでますか?

会計基準が過去出題にどのように反映されているのか。

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(問題)
特殊な販売契約による販売取引の主な事例として、以下の4つ(A〜D)がある。それぞれの販売取引による売上収益の実現を認識する原則的な時点又は基準として最も適切なものを、下記の選択肢( 銑─砲ら1つずつ選びなさい。同じ選択肢の番号を、他の解答として何回選んでもよい。

A.委託販売 B.試用販売 C.予約販売 D.割賦販売

(選択肢)
“稜箏戚鵑猟結
購入予約の受付
M縮鸚宿覆寮渋
ぞι陛の引渡又は役務提供の完了
テ整媽茲稜禺茲琉媚徂充
η箴綺銚△亮取
Щ点收沙蚕颪療達
売上債権の回収期限の到来又は入金

(解答)
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過去問を読もう!!(平成18年第一問:引渡基準が原則の理由)

会計基準、読んでますか?

会計基準が過去出題にどのように反映されているのか。

財務諸表論の過去問を小問化してお届けしています。

直近の出題が全く同じ切り口で出題されることは考えにくいです。

しかし、出題傾向を知る上でも過去問は重要です。

また、その周辺については、連年での出題もあり得ます。

みておく価値はもちろん「アリ」です。

いや、過去問にケチをつけるようなつもりで検討すべきだと思います。

そうするといろいろ発見があって、過去問が実に練られて作成されていることもわかります(←私の場合には、ケチつけるつもりで読まないとわからないのねん)。

試験委員の先生が只者ではないこともわかります(←だから試験委員だって)。

過去問を積極的に読みましょう!!


(問題)
実現を認識する基準には複数のものがあるが、通常の商品販売や役務給付における最も原則的な基準は販売基準(引渡基準)であるとされている。その理由を、簡潔に述べなさい。

(解答)
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過去問の利用法

過去問を解く事は、とても重要です。

試験傾向を知るには、過去問にあたるのが一番でしょう。

どの程度の難易度、量の出題が現実になされているのかは過去問にあたればわかると思います。

受験機関を利用されている方は、何らかの形で触れるのではないかと思います。

独学の方は、市販の過去問集を利用しましょう。

特に利用価値のあるのは、2時間をはかった回答です。

2時間を知るのに最適ではないでしょうか。


もっとも、簿記検定とは異なり、試験委員の在任期間が3年と短く、試験がパターン化されにくい面はあるかもしれません。

その意味では、「内容的」には、参考にならないのではと考える方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、です。

昨年の出題にかかわる試験委員が2名重任しています。

昨年の試験問題を「実際につくった方」が本年の問題もつくる訳です。

このことはとても重要で、「昨年の本試験の問題」は充分に検討する価値があると思います。

ということで昨年の過去問については、解きっぱなしで終わるのではなく、解答・検討の後の解き直しも行うといった取組みが、地味な効果をもたらすのではないかと思います。

えーっと、すごーく単純にいうと去年の問題は何度か解いといてということでした。
オススメ
       <管理人の記事掲載号>  会計人コース2011年9月号-                  会計人コース2008年02月号                  会計人コース2008年01月号                  会計人コース2007年09月号 <管理人の本>
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暮木孝司

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