税理士試験 簿記論 講師日記

税理士試験 簿記論、財務諸表論、簿記検定の問題、学習方法等をアドバイス。

貸倒引当金

平成19年 簿記論講座 11月第2回(貸倒引当金供

【学習時間の目安】
(1)インプット(2時間)
(2)問題演習(2時間)


【要チェックポイント】
(1)貸倒実績率法(問題の指示に忠実に)
(2)キャッシュ・フロー見積法(割引計算も含めて習熟しておこう)


【貸倒見積高の算定(貸倒実績率法)】
(1)一般債権(勘定科目はそのまま)
単位:総括
算定:貸倒実績率法(期末債権×貸倒実績率)

(2)貸倒懸念債権(勘定科目はそのまま)
単位:個別
算定:財務内容評価法((債権−担保・保証額)×率)
   キャッシュ・フロー見積法(債権金額−割引価値)

(3)破産更生債権等(破産更生債権等勘定)
単位:個別
算定:財務内容評価法(債権−担保・保証額)

キャッシュ・フロー見積法
(1)初年度(繰入)
金額:債権金額−割引価値
仕訳:(借)貸倒引当金繰入××× (貸)貸倒引当金×××

(2)翌期以降(戻入)
金額:帳簿価額−割引価値、帳簿価額×率=受取利息
仕訳:(借)現金預金××× (貸)受取利息×××
      貸倒引当金×××


【チェック問題】オススメ度(◎→○→△、※は参考)
応用 上級編(10)(○)
応用 上級編(11)(◎)

平成19年 簿記論講座 9月第5回(貸倒れ・引当金)

【学習時間の目安】
(1)インプット(2時間)
(2)問題演習(2時間)

【チェックポイント】
(1)債権の発生時期と貸倒処理の関係を把握しよう。
(2)債権・貸倒れの発生時期と償却済債権の取り立ての関係を把握しよう。
(3)債権の種類と貸倒見積高の算出
(4)賞与引当金の算出(会計期間と支給対象期間に注意)


【貸倒・貸倒引当金】
(1)貸倒れの処理
1.当期発生債権の貸倒
(借)貸倒損失×××(貸)売掛金×××

2.前期以前発生債権
(イ)貸倒引当金≧貸倒額
(借)貸倒引当金×××(貸)売掛金×××

(ロ)貸倒引当金≦貸倒額
(借)貸倒引当金×××(貸)売掛金×××
   貸倒損失 ×××

(2)償却債権の取立
1.「当期」発生・「当期」貸倒
(借)現金預金×××(貸)貸倒損失×××

2.「前期以前」発生・「当期」貸倒
(借)現金預金×××(貸)貸倒引当金×××

3.「前期以前」発生・「前期以前」貸倒
(借)現金預金×××(貸)償却(済)債権取立益×××


(3)会計処理方法
(1)洗替法

(2)差額補充(調整)法


(4)債権の種類と貸倒見積額の算定
1.一般債権(勘定科目はそのまま)
(イ)単位……総括
(ロ)算定……貸倒実績率法(期末債権×貸倒実績率)

2.貸倒懸念債権(勘定科目はそのまま)
(イ)単位……個別
(ロ)算定……財務内容評価法((債権−担保・保証額)×率)
       キャッシュ・フロー見積法(※)(債権金額−割引価値)

3.破産更生債権等(破産更生債権等勘定)
(イ)単位……個別
(ロ)算定……財務内容評価法(債権−担保・保証額)

(5)賞与引当金
支給額×当期帰属月数/支給期間=設定額


【チェック問題】オススメ度(◎→○→△、※は参考)
基礎 基礎編12(○)
基礎 基礎編13(○)
応用 細目編14(○)

消える処理法

日商簿記検定の出題区分表が改訂されています。
実際の適用は、平成18年の6月の試験からなのでまだ先の話ですが。
会社法に絡む部分については平成19年の6月からということのようです。

タイトルの消える処理法とは、「洗替法」のことです。

貸倒引当金の会計処理方法には、洗替法と差額補充(調整)法とがあります。
このうち洗替法が日商簿記検定から消えるということのようです。

うーん。
とりあえずの告知に近いですが、その根拠付けには、かなり異論があります。
まあ、でも、複数の処理法よりも、一つのが面倒くさくなくていいですよ。
確かに。

でも異論があります。
ええ、また、ダラダラ書きますよ。
どうせダラダラです(←誰もいってないでしょ)。

こういう改訂から日商での簿記の方向性といったものがみえてくるようにも思います。
ええ、また、ダラダラ書きますよ。
ダラダラです。
はい。

でも、いろんな意味で随分かわりますね。
びっくりです。
はい。

簿記3級 基本問題12(貸倒れ・貸倒引当金)

【対象=3級以上】

(問題)
次の連続する取引の仕訳を示しなさい。

(1)得意先のA商店が倒産し、同店に対する売掛金500千円が貸倒れとなった。
なお、貸倒引当金の残高はないものとする。

(2)翌期においてA商店の売掛金より50千円を現金で回収した。

(解答)【単位:千円】
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平成18年 簿記論講座 11月第2回(貸倒引当金供

【要チェックポイント】
(1)貸倒実績率法(問題の指示に忠実に)
(2)キャッシュ・フロー見積法(割引計算も含めて習熟しておこう)


【貸倒見積高の算定(貸倒実績率法)】
(1)一般債権(勘定科目はそのまま)
単位:総括
算定:貸倒実績率法(期末債権×貸倒実績率)

(2)貸倒懸念債権(勘定科目はそのまま)
単位:個別
算定:財務内容評価法((債権−担保・保証額)×率)
   キャッシュ・フロー見積法(債権金額−割引価値)

(3)破産更生債権等(破産更生債権等勘定)
単位:個別
算定:財務内容評価法(債権−担保・保証額)

キャッシュ・フロー見積法
(1)初年度(繰入)
金額:債権金額−割引価値
仕訳:(借)貸倒引当金繰入××× (貸)貸倒引当金×××

(2)翌期以降(戻入)
金額:帳簿価額−割引価値、帳簿価額×率=受取利息
仕訳:(借)現金預金××× (貸)受取利息×××
      貸倒引当金×××


【チェック問題】オススメ度(◎→○→△、※は参考)
応用 上級編(10)(○)
応用 上級編(11)(◎)

簿記3級 基本問題11(貸倒れ・貸倒引当金)

【対象=3級以上】

(問題)
次の連続する取引の仕訳を示しなさい。

(1)決算に際して、売掛金残高500千円に対して2%の貸倒れを見積もった。
ただし、貸倒引当金勘定の残高が3千円ある。

(2)翌期に、前期から繰越した売掛金20千円が回収不能となった。

(解答)【単位:千円】
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平成18年 簿記論講座 9月第5回(貸倒れ・貸倒引当金機賞与引当金)

【チェックポイント】
(1)債権の発生時期と貸倒処理の関係
(2)債権・貸倒れの発生時期と償却済債権の取り立ての関係
(3)債権の種類と貸倒見積高の算出
(4)賞与引当金の算出


【貸倒・貸倒引当金】
(1)貸倒れの処理
1.当期発生債権の貸倒
(借)貸倒損失×××(貸)売掛金×××

2.前期以前発生債権
(イ)貸倒引当金≧貸倒額
(借)貸倒引当金×××(貸)売掛金×××

(ロ)貸倒引当金≦貸倒額
(借)貸倒引当金×××(貸)売掛金×××
   貸倒損失 ×××

(2)償却債権の取立
1.「当期」発生・「当期」貸倒
(借)現金預金×××(貸)貸倒損失×××

2.「前期以前」発生・「当期」貸倒
(借)現金預金×××(貸)貸倒引当金×××

3.「前期以前」発生・「前期以前」貸倒
(借)現金預金×××(貸)償却(済)債権取立益×××


(3)会計処理方法
(1)洗替法

(2)差額補充(調整)法


(4)貸倒見積高の計算
1.一般債権(勘定科目はそのまま)
(イ)単位……総括
(ロ)算定……貸倒実績率法(期末債権×貸倒実績率)

2.貸倒懸念債権(勘定科目はそのまま)
(イ)単位……個別
(ロ)算定……財務内容評価法((債権−担保・保証額)×率)
       キャッシュ・フロー見積法(※)(債権金額−割引価値)

3.破産更生債権等(破産更生債権等勘定)
(イ)単位……個別
(ロ)算定……財務内容評価法(債権−担保・保証額)

(5)賞与引当金
支給額×当期帰属月数/支給期間=設定額


【チェック問題】オススメ度(◎→○→△、※は参考)
基礎 基礎編12(○)
基礎 基礎編13(○)
応用 細目編14(○)

税理士試験 簿記論 細目問題14(貸倒引当金)

【対象=簿記論】

(問題)
次のそれぞれの項目の勘定科目及び貸倒見積額の算定方法を示しなさい。
なお、貸倒見積額の算定方法には、イ 貸倒実績率法、ロ 財務内容評価法、ハ キャッシュ・フロー見積法があるが、それぞれの記号で示すこと。
特に指示がない事項に関して留意する必要はない。

(1)民事再生法の適用を受けているA社に対する貸付金

(2)経営破綻の状態には至っていないが、財務内容に重大な問題が露呈したB社に対する売掛金

(3)経営状態が良好なC社に対する貸付金

(4)当期の上半期中に二回の手形取引所の取引停止処分を受けたD社に対する手形債権

(5)経営破綻の状態には至っていないが、債務の返済に疑義が生じたため、当初の約定利息の一部を免除したE社に対する貸付金

(解答)
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簿記2級 商業簿記 問題10(貸倒引当金)

【対象=2級以上】

(問題)
次の各取引の仕訳を示しなさい。

(1)売掛金300円が貸倒れた。
なお、貸倒引当金の残高が200円ある。

(2)前期に貸倒損失として処理した売掛金100円を当期に現金で回収した。

(解答)
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簿記2級 商業簿記 問題9(貸倒引当金)

【対象=2級以上】

(問題)
次の資料により決算整理仕訳を示しなさい。

(資料1)決算整理前残高試算表
【借方】
受取手形 1,000
売 掛 金 2,000
【貸方】
保証債務     5
貸倒引当金   70

(資料2)決算整理事項等
決算に際して売上債権について3%の貸倒引当金を設定する。
 決算整理前残高試算表の保証債務は、期中に額面500円の手形を割引いた際に計上したものであり、その他に、偶発債務の備忘記録は行っておらず、当該手形の支払期日は当期中に到来していない。
 なお、貸倒引当金の設定には、洗替法によるものとし、割引手形は貸倒引当金の設定対象に含まないものとする。

(解答)
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