税理士試験 簿記論 講師日記

税理士試験 簿記論、財務諸表論、簿記検定の問題、学習方法等をアドバイス。

源泉所得税

源泉徴収

配当や利子を受け取る場合には、所得税(や住民税)が天引きされています。
この天引き制度は、源泉徴収制度と呼ばれます。

例えば、100円の配当を受け取る場合に、10%の所得税を源泉徴収されていたとすると実際の手取額は、90円になります。

(借)現  金90 (貸)受取配当金90

源泉徴収された所得税は、法人税の前払いの意味を持ちますので、仮払法人税等(法人税等)で処理する必要があります。
したがって、正しい仕訳は、次のとおりです。

(借)現  金90 (貸)受取配当金100
   仮払法人税等(法人税等)10

会社が手取額で仕訳を行っていた場合には、次の処理を行う必要があります。

(借)仮払法人税等(法人税等)10 (貸)受取配当金10

手取額で処理を行っていることは、とてもありがちなので、特に、第3問で出題が想定されやすい項目といってよいでしょう。

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源泉所得税

【源泉所得税】
受取配当金から控除される所得税(20%等)、受取利息から控除される所得税(及び住民税利子割15%+5%)は、法人税等の前払いの意味を有しています。
仮払法人税等または法人税等で処理します。
※源泉徴収税額の率については、時期や会社の種類等により異なるケースもあるので、必ず問題文を確認する必要があります。

(配当金受領時)
(借)現金預金        ××× (貸)受取配当金×××
   仮払法人税等(法人税等)×××


【手取額で計上されている場合】
手取額で計上されている場合には、総額で計上する必要があります。

(例題)
決算整理前残高試算表の受取配当金900円は、源泉徴収所得税10%控除後の金額です。

(借)仮払法人税等(法人税等)100 (貸)受取配当金100


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