税理士試験 簿記論 講師日記

税理士試験 簿記論、財務諸表論、簿記検定の問題、学習方法等をアドバイス。

有価証券

税理士試験 簿記論 三択問題12(有価証券)

(問題)
次の文章のうち正しいものは、どれですか。

(1)簿記上の取引とは、資産・負債・資本に増減をもたらす経済事象をいうのであるから、有価証券の売買契約を交わしただけでは、簿記上の取引には該当せず、仕訳も要しない。

(2)金融商品会計基準では、有価証券を4種に区分し、それぞれに応じた評価基準と勘定科目を定めている。

(3)子会社株式及び関連会社株式は、取得原価で評価することとされるが、時価で評価される場合もある。

(解答)
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平成19年 簿記論講座 11月第3回(有価証券供

【学習時間の目安】
(1)インプット(2時間)
(2)問題演習(3時間)


【要チェックポイント】
(1)利息法(推定的な処理にも耐えられるように仕組みをしっかりと)
(2)純資産直入法(全部か、部分かの選択に注意しよう)
(3)減損処理(売買目的有価証券には、減損の適用はない)


利息法
(借) 現金預金※2××× (貸)有価証券利息※1×××
    投資有価証券×××
 ※1 帳簿価額×実効利子率
 ※2 額面金額×券面利子率
 ※3 利払日に処理を行う(※)


【純資産直入法】
(1)全部純資産直入法
評価益の場合:
(借)投資有価証券××× (貸)その他有価証券評価差額金×××
                繰延税金負債      ×××
評価損の場合:
(借)その他有価証券評価差額金××× (貸)投資有価証券×××
   繰延税金資産      ×××

(2)部分純資産直入法
評価益の場合:
(借)投資有価証券××× その他有価証券評価差額金×××
             繰延税金負債      ×××
評価損の場合:
(借)投資有価証券評価損益××× (貸)投資有価証券 ×××
   繰延税金資産    ××× 法人税等調整額×××

【減損処理】
(1)市場価格あり(売買目的有価証券以外)
要件…………時価の著しい下落、回復見込みがある場合以外
取扱い………特別損失

(2)市場価格なし(株式)
要件…………実質価額の著しい下落
取扱い………特別損失


【チェック問題】オススメ度(◎→○→△、※は参考)
応用 上級編(◎)
応用 上級編(◎)

平成19年 簿記論講座 9月第6回(有価証券機

【学習時間の目安】
(1)インプット(2時間)
(2)問題演習(2時間)


【要チェックポイント】
(1)発生・消滅の認識→契約(約定)時に認識(未収金・未払金で処理)
(2)有価証券利息勘定(債券)の使い方(購入時に借方・有価証券利息)
(3)有価証券の区分と評価


【有価証券】
(1)金融資産の発生の認識……契約(約定時)
1.購入契約時
(借)有価証券××× (貸)未払金×××
2.売却契約時
(借)未  収  金××× (貸)有価証券×××
   有価証券売却損×××

(2)債券の取得と売却
1.取得時
(借)有価証券  ××× (貸)現金預金×××
   有価証券利息×××
2.売却時
(借)現金預金××× (貸)有価証券   ×××
              有価証券売却益×××

(3)有価証券の評価洗替処理と切放処理
1.売買目的有価証券(有価証券勘定等)
貸借対照表価額……時価
評価差額……………当期の損益
処理科目……………有価証券評価損益・有価証券運用損益
翌期の処理…………洗替方式と切放方式の選択

2.満期保有目的の債券(投資有価証券勘定等)
貸借対照表価額……取得原価・償却原価
会計処理……………投資有価証券××× 有価証券利息×××
減損処理……………あり

3.子会社株式及び関連会社株式(関係会社株式勘定等)
貸借対照表価額……取得原価
減損処理……………あり(関係会社株式評価損等)

4.その他有価証券(投資有価証券勘定)
貸借対照表価額……時価
純資産直入法………全部純資産直入法、部分純資産直入法
処理科目……………その他有価証券評価差額金
減損処理……………あり(投資有価証券評価損等)

(4)償却原価法
対象:満期保有目的の債券、その他有価証券(債券のみ)
1.定額法(決算日)
(額面金額−取得価額)×当期の月数/償還期間
2.利息法(※)


【チェック問題】オススメ度(◎→○→△、※は参考)
基本 基本編14(○)
基本 基本編15(○)
基本 基本編16(○)
基本 基本編17(○)
基本 基本編18(○)
基本 基本編19(○)
応用 細目編5(○)

簿記2級 商業簿記 問題44(決算)

【対象=2級以上】

(問題)
次の資料により決算整理仕訳を示しなさい。

(資料1)決算整理前残高試算表
【借方】売買目的有価証券 900

(資料2)決算整理事項等
売買目的有価証券の期末時価は800円であった。

(解答)
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簿記3級 基本問題25(有価証券)

【対象=3級以上】

(問題)
次の取引の仕訳を示しなさい。

決算に際して、売買目的で所有している株式(100株、取得原価@100円)の時価は1株@90円であった。

(解答)
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許容勘定科目の話(売買目的有価証券)

◎有価証券
○売買目的有価証券

有価証券は評価上の4区分と勘定科目とが必ずしもリンクしている訳ではないので、面倒なところでしょうか。
日商の許容勘定科目表では、売買目的有価証券がメイン科目で、有価証券が許容科目です。
このあたりも4区分と同じでいくならそうなってもらいたい気もします。

勘定科目自体は、企業の自由という面があります。
ただ、一般的な科目が一個しかないものも多くありますし、学習上も最初から複数の科目を登場させても、混乱が大きくなる可能性はあります。
日商では、許容勘定科目表というのを定めて、メイン科目を決めていますので、参考書籍や模範解答でも勘定科目のバラツキは少ないです。
でも、税理士試験は、4人の試験委員がいて、それぞれの任期が3年で、それぞれが勝手に(失礼な)に問題を作っていますので、時々きいたことのないような勘定科目名が登場することもあります。
その対処法としては、あらかじめ複数の勘定科目になれておく必要もあるでしょう。

勘定科目としては、すべての有価証券を「有価証券」勘定で処理するということも考えられなくはありません。

いずれにせよ、慣れでしょうか(って、そんなオチ?←いや、オチはいらんでしょ)。

簿記3級 基本問題24(有価証券)

【対象=3級以上】

(問題)
次の取引の仕訳を示しなさい。

さきに額面100円について95円で買い入れたA株式会社の社債(売買目的で取得)のうち額面総額1,000万円を額面100円につき96円で売却し、売却代金は、月末に受け取ることとした。

(解答)【単位:万円】
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簿記3級 基本問題23(有価証券)

【対象=3級以上】

(問題)
次の取引の仕訳を示しなさい。

秋田商事株式会社の株式100株を売買目的で1株について@2万円で買い入れ、代金は買入手数料1万円とともに月末に支払うこととした。

(解答)【単位:万円】
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税理士試験 簿記論 三択問題31(有価証券)

(問題)
次の有価証券のうち翌期に洗替処理が行われることがあるのはいずれですか。

(1)著しく時価が下落し、回復する見込みのない売買目的有価証券

(2)著しく時価が下落し、回復する見込みのない満期保有目的の債券

(3)著しく時価が下落し、回復する見込みのないその他有価証券

(解答)
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税理士試験 簿記論 三択問題14(有価証券)

(問題)
次の文章のうち正しいものを選びなさい。

(1)債券を購入し、既経過利息を支払った。この既経過利息を有価証券利息勘定で処理していたが、決算時までに借方に残高が残っていたので、これを支払利息勘定に振替えた。

(2)満期保有目的の債券に定額法による償却原価法を適用した場合には、利払日に帳簿価額の増額(または減額)の処理が行われることになる。

(3)売買目的有価証券の翌期の処理には、洗替方式と切放方式とがあるが、両方式には、原則と例外の関係はない。

(正解)
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平成18年 簿記論講座 9月第6回(有価証券機

【要チェックポイント】
(1)発生・消滅の認識→契約(約定)時に認識(未収金・未払金で処理)
(2)有価証券利息勘定(債券)の使い方(購入時に借方・有価証券利息)
(3)有価証券の区分と評価


【有価証券】
(1金融資産の発生の認識……契約(約定時)
1.購入契約時
(借)有価証券××× (貸)未払金×××
2.売却契約時
(借)未  収  金××× (貸)有価証券×××
   有価証券売却損×××

(2)債券の取得と売却
1.取得時
(借)有価証券  ××× (貸)現金預金×××
   有価証券利息×××
2.売却時
(借)現金預金××× (貸)有価証券   ×××
              有価証券売却益×××

(3)有価証券の評価と洗替処理と切放処理
1.売買目的有価証券(有価証券勘定等)
貸借対照表価額……時価
評価差額……………当期の損益
処理科目……………有価証券評価損益・有価証券運用損益
翌期の処理…………洗替方式と切放方式の選択

2.満期保有目的の債券(投資有価証券勘定等)
貸借対照表価額……取得原価・償却原価
会計処理……………投資有価証券××× 有価証券利息×××
減損処理……………あり

3.子会社株式及び関連会社株式(関係会社株式勘定等)
貸借対照表価額……取得原価
減損処理……………あり(子会社株式評価損等)

4.その他有価証券(投資有価証券勘定)
貸借対照表価額……時価
資本直入法…………全部資本直入法、部分資本直入法
処理科目……………その他有価証券評価差額金(株式等評価差額金)
減損処理……………あり(投資有価証券評価損等)

(4)償却原価法
対象:満期保有目的の債券、その他有価証券(債券のみ)
1.定額法(決算日)
(額面金額−取得価額)×当期の月数/償還期間
2.利息法(※)


【チェック問題】オススメ度(◎→○→△、※は参考)
基本 基本編14(○)
基本 基本編15(○)
基本 基本編16(○)
基本 基本編17(○)
基本 基本編18(○)
基本 基本編19(○)
応用 細目編5(○)

簿記3級 応用問題13(有価証券)

【対象=3級以上】

(問題)
次の一連の取引の結果生ずる有価証券に関する損益の金額(売却損益と保有損益の合計額)として正しいものを選びなさい。

答えは、書くのではなく、口頭で。
後ほど「記憶」と「解答」を照合してください。
では、時間をはかって、スタートです。





(取引)
(1)1株2,500円でA株式2株を売買目的で購入した。
 購入手数料は100円である。

(2)上記A株式のうち1株を3,000円で売却した。

(3)決算をむかえた。
 A株式の時価は2,000円であった。

(解答)
(1)利益100
(2)利益150
(3)損失100
(4)損失150
(5)0

(解答)
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簿記3級 応用問題12(有価証券)

【対象=3級以上】

(問題)
次に掲げる項目のうち有価証券勘定(売買目的有価証券勘定)で処理されるものの数を選びなさい。

答えは、書くのではなく、口頭で。
後ほど「記憶」と「解答」を照合してください。
では、時間をはかって、スタートです。





(取引)
(1)株式を購入した際の購入代価
(2)株式を購入した際の購入手数料
(3)社債を購入した際の購入代価
(4)社債を購入した際の購入手数料
(5)社債を購入した際の経過利息

(解答)
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簿記2級 商業簿記 問題8(有価証券)

【対象=2級以上】

(問題)
次の各取引の仕訳を示しなさい。

(1)当社は売買目的で所有しているA社社債(額面金額100万円、帳簿価額95万円、時価96万円)を甲社に対する貸付金の担保として差し入れた。

(2)当社は、乙社よりB社社債(帳簿価額100万円、時価95万円)を借り入れた。

(解答)【単位:万円】
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