税理士試験 簿記論 講師日記

税理士試験 簿記論、財務諸表論、簿記検定の問題、学習方法等をアドバイス。

取得原価

(★)税理士試験 簿記論 三択問題48(有形固定資産)

(問題)
有形固定資産を取得した場合に、当該有形固定資産の時価が取得原価とされるのは、次のいずれの取得形態ですか。

(1)現物出資により取得した場合

(2)贈与により取得した場合

(3)有価証券との交換により取得した場合

(解答)
続きを読む

取得原価の推定

簿記論では、固定資産関連で、推定の絡んだ出題が少なくありません。
直接法・間接法の出題の違いに注意し、そして、定額法や定率法の基本的仕組みをしっかりと理解し、推定の問題に対処する必要があります。

定額法による推定がある場合には、取得原価を仮に(X)等と置いて、与えられた条件から算式をたててその式を解く感じがよいのではないかと思います。
ちょっと具体的な例で考えてみましょう。

取得原価?
期首帳簿価額820円(取得から2年経過)
耐用年数10年
残存価額1割

(X)−(X)×0.9÷10×2=820
(X)−0.18(X)=820
0.82(X)=820
(X)=1,000

電卓でいくなら、

0.9 ÷ 10 × 2 − 1 = M 
820 ÷ RM =

という感じでいけるのではないかと思います。


【関連記事】
減価償却関連の推定の意味

(★)税理士試験 簿記論 三択問題16(有形固定資産)

(問題)
次の固定資産の取得取引のうち固定資産の取得原価が500円になるのはいずれですか。

(1)(購入)購入代価400円、値引50円、購入手数料100円

(2)(贈与)時価500円、据付費100円

(3)(現物出資)時価500円

(解答)
続きを読む

固定資産の取得原価に想う

固定資産の取得原価は、取得の態様ごとに異なっています。
簿記を学習していた当初、この固定資産の取得原価が苦手だった記憶があります。
理由は、簡単です。

ものの見事に、忘れるからです。

購入や贈与等、頻繁に出てくるものはいいのですが、たまーに出てくるものはほとんど忘れます。
我ながらビックリするくらい忘れます。
忘れることにかけては、かなりの自信があります。

「忘却とは、忘れ去ることなり」

昔の人は、いい事を言いました。

むむむっ。なんかそれてるか。

でも、理論的な背景に興味を持ってからは急に抜けなくなりました。
たぶん、その頃からムリに覚えようとしないで、何か根拠づけのできるものは、むしろその根拠を厳密ではないにしろ、おさえる方が結局は、早いし、長持ちもするということを自覚し、実践もするようになった気がします。

さて、皆さんは、固定資産の取得原価をどうクリアしているでしょうか?

(関連記事)
有形固定資産の取得原価

(★)平成18年 簿記論講座 9月第7回(有形固定資産)

【要チェックポイント】
(1)取得形態別の取得価額
(2)償却方法(定額法で率をかける場合に注意)
(3)記帳方法(直接法に注意)
(4)高額下取りは、値引


有形固定資産
(1)取得原価

1.購入…………………購入代価+付随費用
2.贈与…………………時価+付随費用
          (固定資産××× 固定資産受贈益)
3.現物出資……………株式の発行価額
4.固定資産との交換…提供固定資産の帳簿価額(損益なし)
5.有価証券との交換…提供有価証券の時価

(2)減価償却方法
1.定額法
(取得原価−残存価額)×1年/耐用年数
2.定率法
(取得原価−期首減価償却累計額)×定率法償却率
3.級数法
(取得原価−残存価額)×当期項数/総項数
※総項数={耐用年数×(耐用年数+1)}÷2

(3)記帳方法
1.種類(直接法と間接法
 間接控除法……減価償却費××× 減価償却累計額×××
 直接控除法……減価償却費××× 固定資産   ×××
2.記帳方法の変更(直接法→間接法)
 定額法……取得価額(X)−(X)×0.9÷耐用年数×償却済年数=帳簿価額
 定率法……取得価額(X)×(1−定率法償却率)×償却済年数=帳簿価額

(4)過年度減価償却過不足額
1.償却不足……過年度減価償却費修正損、過年度減価償却費、前期損益修正損
2.償却超過……過年度減価償却修正益、前期損益修正益

(5)売却等
1.売却(固定資産売却益、固定資産売却損)
2.買換(固定資産売却益、固定資産売却損)
 高額下取→購入資産の値引
3.除却・廃棄(固定資産除却損、固定資産廃棄損)
 除却時→貯蔵品

(6)火災損失
1.火災損失発生時
(借)保険未決算×××(貸)固定資産等×××
2.保険金確定時
(借)未 収 金××× 保険未決算×××
   火災損失×××


【チェック問題】オススメ度(◎→○→△、※は参考)
基礎編20(◎)
基礎編21(○)
基礎編22(○)
基礎編23(○)
基礎編24(○)
基礎編25(○)

簿記3級 応用問題14(固定資産)

【対象=3級以上】

(問題)
次のうち有形固定資産(機械又は土地)の取得原価となるものの数を選びなさい。

答えは、書くのではなく、口頭で。
後ほど「記憶」と「解答」を照合してください。
では、時間をはかって、スタートです。





(項目)
(1)機械の購入代価
(2)機械購入に際しての仲介手数料
(3)機械購入後の据付費
(4)土地の購入代価
(5)土地購入後の整地費用

(解答)
続きを読む
オススメ
       <管理人の記事掲載号>  会計人コース2011年9月号-                  会計人コース2008年02月号                  会計人コース2008年01月号                  会計人コース2007年09月号 <管理人の本>
カテゴリー
月別記事
新着コメント
プロフィール

暮木孝司

記事検索
携帯用バーコード
QRコード
リンク
     税理士試験 簿記論 講師日記は、Yahoo!JAPAN登録サイトです       bokironkousiをフォローしましょう         
スポンサード・リンク
bokironkousiをフォローしましょう
  • ライブドアブログ