「株式会社の一生を通じ、毎期の損益計算書を作成すると、会社の一生を通じて得る総利益は毎期の損益計算書の純利益を合計したものと一致するかしないか理由を附して述べなさい。」

この第1回税理士試験(昭和26年実施、一部改題)当時と現在との解答の違いは次のいずれですか。

 ‥時は一致しないが、今は一致する

◆‥時は一致するが、今は一致しない

 当時も今も一致しない

ぁ‥時も今も一致する


(解答)
解答は一番下です。


(解説)
一致の原則に関するものです。

一致の原則は、各期の利益の合計は全体利益(全体収入−支出)に一致するとの考え方です。
現在のPLでは成立します。

しかし、昭和26年当時のPLは当期業績主義によっており、特別損益の分、全体利益と一致しません。

当期業績主義では、現在の特別損益項目を損益として処理せず、直接繰越利益剰余金で処理します。

例えば、火災により建物を焼失した場合だと次のように処理します・

包括主義:火災損失/建物

当期業績主義:繰越利益剰余金/建物

当期業績主義では、このように一部の支出(収入)が費用(収益)とならないため、各期の利益の合計が全体利益(全体収入−全体支出)に一致しないこととなります。

端的には、建物を購入するときに現金支出があるのにそれが費用になってないってことですね。


(解答)
解答は「 廚任后