過去3年の税理士試験の財務諸表論<第一問>の出題は、これまでの出題とはかなり様子が違っています。

形式面では、2問構成でそれぞれが、択一4問前後と論述1問という構成です。

択一が合計で8〜9個程度と多く、問題文の量そのものが多いのも大きな特徴といえます(去年は6頁!)。

内容的には、テーマを定めた理解型の出題でありながら、出題内容は多岐にわたります。

特に記述は事前の文章としての想定がほぼ不可能(無意味)な出題といえます。

今回はその傾向が継続するかを考えてみました。

結論としては、出題者の米山先生と新任の勝尾先生は、‘洩隋↓概フレの作成チームのメンバー、所属が経済学部、じ認会計士試験合格者等の共通点があり、空気感の近い出題がされることを予想します。

以下、やや詳しくみておきましょう。

‘洩腓任△

米山・勝尾新旧試験委員ともに企業会計基準委員会の初代委員長である斎藤静樹先生の指導を受けています。

斎藤門下生ということですね。



概フレの作成チームのメンバーである

概念フレームワークは、基礎概念の検討からスタートしています。

概念フレームワークを作成する前にその基礎概念の検討からはじめているのです。

基礎概念の検討、そして概念フレームワークの作成は、ワーキング・グループで行われ、その座長が斎藤先生であり、米山・勝尾新旧委員ともにそのメンバーです。



所属が経済学部である

米山・勝尾両試験委員ともに経済学部で教えてます。

イメージとしては、経済学部の会計学と商学部のそれとで3割くらい違うかしら。

ざっくりは簿記っぽくないところが大きいでしょうか。

一般原則とかやらないし、用語も微妙に違ったりします。

試験的にはもちろん配慮しているようですが内容にはその違いが色濃くでています。



じ認会計士試験合格者である

簿記っぽくないといっても、両先生とも公認会計士試験合格者なのでご心配なく(←誰も心配してないし)。

公認会計士試験は、色々と模索して今の形式(短答+論述)に。

公認会計士試験の短答+論述に近い過去3年間の第一問の出題形式・内容はそれほど変わらない可能性が高いと考えます。



というわけで昨年までの第一問に近い空気感の問題が出題されるのでは?というお話しでした。