【事業投資の評価】

1 事業投資は、時価の変動を期待した投資ではなく、一般にのれん価値の実現まで取得原価で評価する。

2 事業投資を取得原価で評価するのは、取得原価を費用配分し、これと実現収益とを対応させた損益計算を行うためである。

1 事業投資は、時価の変動を期待した投資ではなく、一般にのれん価値の実現まで取得原価で評価する。

事業投資は、時価の変動を期待した投資ではなく、使用や販売による利益の獲得を期待した投資です。

実際に使用や販売による利益(実現利益)の獲得まで取得原価で評価します。

時価の変動をねらっていないのですから、時価評価して評価損益を損益計算に混ぜる必要はないってことですね。

企業は、事業投資にあたって時価を超えた成果を獲得することを期待しています。

時価300万円のタクシーからその300万円をこえたリターンがないとそもそも投資もしないハズです。

資産の購入時に企業が期待しているリターンが使用価値(例えば450万円)です。

その成果(のれん価値)の実現(売上)まで事業投資に係る資産は、取得原価で評価することになります。


2 事業投資を取得原価で評価するのは、取得原価を費用配分し、これと実現収益とを対応させた損益計算を行うためである

実現利益の獲得により事業投資に係る資産の取得原価は費用として配分され、実現利益と配分された費用との差引による利益計算が行われます。

事業投資に係る資産を取得原価で評価するのは、このように取得原価を費用配分することによる損益計算を行うためです。