試験まであと3月半。

新型コロナの影響から学習のペースを乱された方もまだまだこれからが勝負ですよ。

計算の仕上がりは大前提ですが、これからの理論学習はとても効果的です。

財務諸表論の合格のために、以前、ご好評をいただいた理論学習法をご紹介します。

(1)重要な論点を把握して、一言でいえるようにする(→会計人コース6月号付録「スリー・ステップ式 財表理論 パーフェクトNavi2020」、超短答式問題

(2)会計基準を参照する(→会計基準を読もう!!

(3)計算とのつながりを考える(→簿記論講座テキスト記事

(4)まとめて問題を解く(→「ラストスパート模試 財務諸表論」


(1)一言が重要

まずは「財表理論navi」や「超短答式問題」を実際に解きましょう。

解答の文章を覚えるのではなく、理解して、できるだけ短く言える(書ける)ことが大事です。

イメージは、筋道をたどって、納得して記憶に残す感じです。


一語で言えるものは一語です。

本試験の論述もその延長でほとんどできます。

模範解答の一部を修正して、解答を書く方が難しいハズ。

丸覚えは、応用がきかず、解答要求と異なる解答をする危険性が高いです。

財表理論では、この欠陥が露呈する場合が多く、この辺りは、実際に過去出題をみると明らかです。

もちろんできるならそれでもよいですが、できないなら短く、簡潔な解答を目指すべきでしょう。



(2)会計基準との関係

試験での会計基準の出題は続いています。

会計基準の本文の穴埋め等も出題されている以上、会計基準を頻繁に参照する学習スタイルをとれるかが重要です。

ただし、すべての会計基準の丸暗記等は不可能ですし、効率が極めて悪いです。

(1)の重要論点を会計基準でも具体的にあたってみましょう。

そのときに実際に規定があれば、会計法規集に具体的な痕跡(マーカー等)を残すとよいでしょう(付箋の利用もグッド)。

ただし、マーカーはできるだけ絞ること。

黄色等の薄めの色で細め(1回目)→太め(2回目)という具合にアクセントをつけてマーカーを入れておきましょう。

会計基準を読む際はハジから全部読めればよいですが、イヤになってしまうだけでしょう(興味を持って読めるならオッケーです)。

具体的な問題を解いたり、確認している際に部分的に参照するのがよいです。

参照した2〜3行は、しっかり意味をとりながら読み、大事なところは絞ってマーカーです。

ここはどう考えても重要だなというのが問題を解いたりする上でわかったらそこは会計基準を読もう!!などを参照してじっくり読んでみましょう。

一回で集中して読むのは、あまり長い範囲ではなく、できれば1項のみ。

本文の数項と結論の数項程度をセット(全部でも5項程度)が限度かもしれません。

それを小刻みにやる方が効果は高いです。

後は本編は取扱いの記述があるだけなので面白くないですが、結論の背景(や意見書)はとても面白いですね。

あっ、興味を持って読めるならドンドンいきましょう。



(3)計算との関係

実際の試験では、計算でしか学習されない項目が理論でも出題されます。

税法も同じです。

計算でしかやっていない項目が理論で出題された場合にそれなり(そんなにスゴイ解答の必要はありません)に解答をするには、普段からある程度の心構えが必要でしょう。

会計基準を媒介に学習を進めていれば、ある程度のリンクがとれるハズ。

計算の確認でも会計基準に規定があるものに関しては、参照をこころがけましょう。

そんな対処の仕方が応用理論対策にもなります。




(4)問題を解く

(1)の一言をベースに同一分野の問題を同時期にたくさん解いてみましょう。

形式は多様な方がよいです。

今後は中心的な形式になりそうな択一もいいですよね。

解答は、実際に書く事も大事です。

こんなの書けるよという項目はいいですが、それでも声に出す(出したつもりでいってみる)程度はしましょう。

また、確認の際にはやはり会計基準の参照を心がけましょう。

大事なのは間違えたり、出来ないときの対処です。

そのときには、ムリに模範解答を覚える必要はありません。

それよりも自分の一言や自分の理解を少し(少しでいいです)引き上げ、解答に近づける感じの方が長期的にみるとよい結果につながるハズです。

できなければ会計基準等で確認した後にやや時間を空けて、もう一度、解いてみる(書いてみる)ことが大事です。

できたつもりではいつまでたっても記憶は定着しません。

問題を解いて(書いて)、会計法規集を見ながらチェックする。

単純な反復ではなく、これを繰り返すことで実戦的な記憶が強化されるハズです。



学習方法は実際には多様です。

しかし、ご紹介した方法が模範解答を覚える学習方法よりも多くの方にとって学習効果が高く、最近の本試験の出題傾向にマッチし、持続性(←これ大事)もあると思います。

今の試験傾向からは合格への可能性は遥かに高まるハズです。


実際にはそれに自分なりのアレンジを加えていった方が学習効果も高いでしょう。

自分なりのアレンジを加えて、より効果の高い方法を模索してみてください。



来週からいよいよ申込開始です。

気合いを入れなおして、頑張ってまいりましょう!!