ここ数年での財表理論の大きな変化は、明らかに思考型の試験への誘導です(「出題のポイント」参照)。

これまでの暗記型のスタイルを維持し、ただ学習量を増やしても目覚ましい効果は期待できません。

思考型の試験への最大の対策は考えること。

ここを放棄して終盤で取り組んでも成果はでないでしょう。

思考習慣をつけるにはある程度の期間が必要です。

大事なのは想定解答を覚えることなどではなく、基礎概念、そしてこれと各論との関係をしっかりと考えることです。

時間がかかる以上、中途からでなく、学習の初期から考えるクセをつけたいところではないでしょうか。

細かい話ではなく、もちろん大事なとこですね。



さて、今週は『財務会計講義』第4章第3節です。

『財務会計講義』で最も重要なのが第4章。

とにかく必死に読んで下さい。

ここと各論をつなげるためにはまずここを読むことが大事です。

過去3年の第2問はいずれもここと絡んでいます。

本年も絡むとは限りませんが、その可能性は十分にあります。

すごーくしっかりいきましょう。



会計基準は、企業会計原則以外に概念フレームワークにも引き続きチャレンジしてみて下さい。

3章と4章をまずは攻略するのもよいかもしれません。





財務会計講義
・第4章第3節の精読
・精読後「解答のない問題<第4章その2>」に解答

<会計基準>
・企業会計原則、概念フレームワークの通読(「会計基準を読もう!」参照)


年間の予定はこちらをご参照ください。

独学の方のための財務諸表論学習スケジュール

以下、年間の予定です(参考)
<9月>
第1章
第2章
第3章:企業会計原則第一、概フレ第1章・第2章(第3章・第4章は随時)

<10月>
第4章:企業会計原則第二、概フレ
第5章:金融商品基準(目的、範囲、発生消滅の認識、ヘッジ会計)、連結CF基準

<11月>
第6章:工事契約基準、金融商品基準(金銭債権)
第7章:棚卸資産基準

<12月>
第8章:減損会計基準、リース基準
第9章:研究開発費基準、繰延資産の当面の取扱い

<1月>
第10章:税効果会計基準、退職給付基準、資産除去債務基準

<2月>
第11章:純資産基準、株主資本等基準、自己株式基準、企業結合基準、事業分離基準

<3月>
第12章:包括利益基準、過年度遡及修正基準、四半期財務諸表基準
第13章:連結財務諸表基準、持分法基準
第14章:外貨建取基準

それぞれの章の終りに「解答のない問題」にチャレンジしてみてください。