今回は有価証券です。

まずは、金融商品会計基準における評価上の4区分の評価と評価差額の取扱いをしっかりさせましょう。

簡単にご自分で説明できるようでないと後で混乱します。

その後に表示との違い(親会社株式、残期間1年未満の満期等)をおさえましょう。

分岐が多い取扱いでは、問題を解く前にこれをしっかりさせることがとても重要です。

やみくもに問題を解いても実力は伸びません。

でも、その後はガツガツ問題を解きましょう!(←やっぱり問題を解くのね)

で、間違ったらテキスト等(問題の解答・解説でなく)でしっかり確認。

これが簿記の王道ですな。


【学習時間の目安】
(1)インプット(2時間)
(2)問題演習(2時間)



【要チェックポイント】
(1)発生・消滅の認識→契約(約定)時に認識(未収金・未払金で処理)
(2)有価証券利息勘定(債券)の使い方(購入時に借方・有価証券利息)
(3)有価証券の区分と評価

【有価証券】
(1)金融資産の発生の認識……契約(約定時)
1.購入契約時
(借)有価証券××× (貸)未払金×××
2.売却契約時
(借)未  収  金××× (貸)有価証券×××
   有価証券売却損×××

(2)債券の取得と売却
1.取得時
(借)有価証券  ××× (貸)現金預金×××
   有価証券利息×××
2.売却時
(借)現金預金××× (貸)有価証券   ×××
              有価証券売却益×××

(3)有価証券の評価洗替処理と切放処理
1.売買目的有価証券(有価証券勘定等)
貸借対照表価額……時価
評価差額……………当期の損益
処理科目……………有価証券評価損益・有価証券運用損益
翌期の処理…………洗替方式と切放方式の選択

2.満期保有目的の債券(投資有価証券勘定等)
貸借対照表価額……取得原価・償却原価
会計処理……………(借)投資有価証券××× (貸)有価証券利息×××
減損処理……………あり
※残期間が1年未満の満期保有目的債権は流動資産です。

3.子会社株式及び関連会社株式(関係会社株式勘定等)
貸借対照表価額……取得原価
減損処理……………あり(関係会社株式評価損等)

4.その他有価証券(投資有価証券勘定)
貸借対照表価額……時価
純資産直入法………全部純資産直入法、部分純資産直入法
処理科目……………その他有価証券評価差額金
減損処理……………あり(投資有価証券評価損等)
※親会社株式はその他有価証券に該当しますが、表示上は関係会社株式(財務諸表規則は親会社株式)です。

(4)償却原価法
対象:満期保有目的の債券、その他有価証券(債券のみ)
1.定額法(決算日)
(額面金額−取得価額)×当期の月数/償還期間
2.利息法(※)


【チェック問題】オススメ度(◎→○→△、※は参考)
基本 基本編14(○)
基本 基本編15(○)
基本 基本編16(○)
基本 基本編17(○)
基本 基本編18(○)
基本 基本編19(○)
基本 ○×編13(○)
基本 ○×編14(○)
基本 ○×編15(○)
基本 ○×編16(○)
基本 ○×編17(○)
基本 ○×編18(○)
応用 細目編5(○)