今回は、CF計算書(間接法)の増減額の話です。
機械的にできますが、簡単な理屈をおさえておくと間違いも減るし、推定等にも役立ちます。
機械的にできますが、簡単な理屈をおさえておくと間違いも減るし、推定等にも役立ちます。
まずは簡単な概略からです。
営業活動によるキャッシュ・フローの区分の記載方法には直接法と間接法があります。
直接法は、キャッシュ・フローを直接集計する方法。
間接法は、利益から間接的にキャッシュ・フローを推定する方法です。
簡単な例で考えておきましょう。
【残高と取引】
【直接法】
【間接法】
直接法によるキャッシュ・フローは、もちろん現金収入の100です。
間接法は、利益0から、このキャッシュ・フローを推定します。
仕訳に注目すると売掛金の減少に伴って、キャッシュ・フローがあるのがわかります。
これを利用して、資産が減ったときは、加算調整をするわけです。
という調整を行います。
調整そのものは4つを覚えてしまえばよいですが、なぜそうなるのかを一度でいいのでしっかり確認しておきましょう。
営業活動によるキャッシュ・フローの区分の記載方法には直接法と間接法があります。
直接法は、キャッシュ・フローを直接集計する方法。
間接法は、利益から間接的にキャッシュ・フローを推定する方法です。
簡単な例で考えておきましょう。
【残高と取引】
期首:売掛金300
期中:(借)現 金100 (貸)売掛金100
期末:売掛金200
【直接法】
現金収入⇒100
【間接法】
利益0 ⇒ 現金収入100
利益0<加算調整100>⇒100
直接法によるキャッシュ・フローは、もちろん現金収入の100です。
間接法は、利益0から、このキャッシュ・フローを推定します。
仕訳に注目すると売掛金の減少に伴って、キャッシュ・フローがあるのがわかります。
これを利用して、資産が減ったときは、加算調整をするわけです。
資産の減 ⇒ 加算
資産の増 ⇒ 減算
負債の減 ⇒ 減算
負債の増 ⇒ 加算
という調整を行います。
調整そのものは4つを覚えてしまえばよいですが、なぜそうなるのかを一度でいいのでしっかり確認しておきましょう。
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