次の文章の正否を○×で示しなさい。なお、×の場合はその理由を指摘すること。

収益の認識はその確実性や客観性を確保する見地から実現主義(基準)により行われる。予約販売については、原則として、予約金受取額のうち、決算日までに商品の引渡しが完了した分だけを当期の売上高に計上するが、契約金額が確定しており、契約どおりに商品を引渡すことが確実と見込まれるのであれば、収益認識に客観性や確実性の確保の面での支障はなく、予約金を受け取った時点でその全額を売上高に計上することも認められている。

【解答】




















×(認められない)

【参照】
会計人コース4月号付録「スリー・ステップ式 財表理論 パーフェクトNavi」
問4−1、企業会計原則注6(3)

【補足】
実現主義は、その収益認識が確実かつ客観的であるためにとられていますが、商品代金を受領したのみでは、未だ引渡しが行われているとはいえず、収益が認識されるわけではありません。