次の文章の正否を○×で示しなさい。なお、×の場合はその理由を指摘すること。

企業会計上の資産負債と課税所得計算上の資産負債との違いを一時差異という。一時差異には将来の課税所得を減額する効果を有する将来減算一時差異と将来の課税所得を増額する効果を有する将来加算一時差異がある。将来の課税所得と相殺が可能な繰越欠損金等は将来における課税所得を減額する効果があるのであるから将来減算一時差異に該当し、税効果会計の適用がある。

【解答】




















×(繰越欠損金等は、将来減算一時差異と同様の効果があるためこれと同様に取り扱うだけで、そもそも差異ではない)

【参照】
会計人コース4月号付録「スリー・ステップ式 財表理論 パーフェクトNavi」
問7−12、税効果会計に係る会計基準第二 一 4