理論学習の要は「理解を重視したインプット」と「小刻みのアウトプット」でしょう。

基本書等でのインプット学習後、答練前までにぜひお試しください。

効果は間違いなくあります。

理論をブツブツ暗唱よりも全然、記憶の定着がよく、本試験にも対応できます。

単純な模範解答の文章の暗記では今の本試験には対応できません。

覚えているため自信をもって解答要求に沿わない解答を書いたり、かえって逆効果の場合が多いと思います。

文章を形式的に覚えることで応用を犠牲にしているんです。

仮に解答を覚えるにしても6割程度の復元(つまりは、重要句をおさえた作文)にとどめ、多様な形式の問題に実際に触れた方がよいでしょう。

もちろんそもそもの理解の程度が高ければそれほど多くの問題を解く必要はありません。

しかし理解が進まないからといって「その文章」を覚えてしまうことは、かえって逆効果になるケースが少なくないことを自覚して学習する必要があると思います。

とにかくインプット学習の済んだ一項目だけでもぜひお試しください。


理論の「まとめ解き」のまとめ