今回は会計基準を読むと計算のスピードアップが図れる!?

そんなお話を。

きっかけはツイッターでそんなお話をお聞きしたからですが、その理由を考えてみました。
一言でいうと知識がしっかりしたからでしょうが、2つの要素に分けられるでしょうか。

自分の側と問題の側です。


(1)自分の迷いが減る

(2)問題でのウェイトが高まる




(1)自分の判断の迷いが減る


計算問題で多くの時間を割くのは、実際に計算をしている時間よりも、問題を読み、どう解答するかを考える時間でしょう。

電卓をたたいている時間よりも、判断する時間の方が多く、その判断が適切な方がスピードも上がり、点数も高くなります。

前提としての知識がしっかりしているかは特に時間に影響するでしょう。

解答にあたって様々な工夫は解答スピードを高めます。

しかし、経験的にも一番スピードに寄与するのは基礎知識の拡充です。

基礎知識の拡充の過程でスピードに寄与する工夫が浮かぶことはあるでしょう。

でも、単なるスピードの工夫をいくらしても知識は身につきません。

まずはしっかりした知識を身につけることが大事で、会計基準を読むことがそれに基礎しているハズです、

判断に迷っている時間は案外と長く、電卓をたたいている時間は意外に短いもの。

あっ、迷いながら両方電卓をたたくなんてことをしてるともちろんその時間は長くなります。

迷い電卓ってやつですね(←そんなこと言わん)。



(2)計算での基準からの出題のウェイトが高まる

これは簿財(計算)共通ですが、難易度が高い問題の基準準拠率は高いです。

一般に難易度を上げるには、次の3つの手段が考えられます。


1.問題の読み取りを難しくする。

2.内容のレベルをあげる。

3.推定的要素を増やす。


内容のレベルを上げるときに、根拠なく上げるわけにもいきません。

普段、出題していない部分、つまり会計基準からの出題が増えるんでしょう。

かつての簿記論などは1.の要素が極めて大きかった時期もあります。

もちろん今でも重要ではあります。

3.の要素も今でも重要でですが、昨年はかなり薄れています。

1.と3.の要素は、最近の試験傾向ではやや力点が置かれなくなりつつあるのですが、ある意味当然といえるのかもしれません。

これは理論もそうですが、文章もかってよりは短く、シンプルなものを心がけているように感じられます(これは程度問題ですが)。

昨年の簿記論の出題では推定や集計の要素が随分と後退した印象を持ちます。

今後の試験傾向としても内容、つまりは会計基準からの出題のウェイトが高まることは十分に想像されますし、それが問題にも反映しているといえるでしょう。



というわけで、結論的にはいつもと同様、会計基準を読もうってことですが、今回は計算のスピードにも大きくかかわるというお話でした。

貴方も会計基準をしっかり読んで、計算のスピードをあげてみませんか?