財務会計講義、読んでますか?

今回は、貸倒引当金についてです。



【試験との関連】

試験でも出題が予想されます。


【ポイント】

・貸倒引当金の意味

・貸倒引当金の設定方法

・貸借対照表の表示

・損益計算書の表示

そもそも現金販売だけを行っていれば回収不能(貸倒れ)はありません。

販売時に相手のことを考えて、支払いを後でいいことにするから、その回収の問題が生じます。

売上債権に対する貸倒損失は、販売にあたって信用を供与したことに伴うコストです。

したがって、売上収益に対する費用と考えられます。

このような貸倒れに伴うコストを計上する際の貸方項目が貸倒引当金です。


金融商品会計基準では、債権を三種に区分してそれぞれ貸倒見積高を計算することとされています。

すなわち一般債権、貸倒懸念債権、破産更生正債権等の3つです。

それぞれの債権の意味、算定方法を図表6−4で確認しておきましょう。


貸倒引当金の繰入額と戻入額を相殺した相殺後の繰入額は、対象債権の比率で按分し、営業債権に係る部分は販売費とし、営業外債権に係る部分は営業外費用とします。

相殺後の戻入額は、営業債権であれば営業費用から控除し、営業外債権であれば営業外損益に計上します。

過年度における償却済みの債権が回収された場合も同様です。



【キーワード】

・貸倒引当金、一般債権、貸倒懸念債権、破産更生債権等、償却債権取立益

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