財務会計講義、読んでますか?

今回は、回収基準についてです。

回収基準は、割賦販売の局面で認められる現金基準ですね。

現金の回収をもって割賦販売収益を認識するのが回収基準です。



【試験との関連】

・極めて重要性が高いというわけではありませんが、それなりに重要です。


【ポイント】

・回収基準とは

・回収基準が認められる場合

収益の認識は、販売時点で行われるのが原則です。

しかし、販売のみでは企業活動の成果が確実ではないケースもあります。

その典型が割賦販売です。

割賦販売が行われてもその代金の回収は長期にわたり、販売後にも相当の努力を要します。

そこで確実かつ客観的な収益を計上するためには、収益計上を代金の回収時点まで延期するのが回収基準です。

回収基準は、現金主義会計における収益認識と同じであり、極めて例外的な会計処理といえます。


【キーワード】

・回収基準



財務会計講義を読もう!<目次>