財務会計講義、読んでますか?

今回は、満期保有目的の債券についてです。

有価証券を買っても満期まで保有するならその間の時価変動は関係がありません。

何しろ売らないなら時価がいくらかに意味はないです。

そのため満期保有目的の債券は原価で評価します。

もっとも買値と返ってくる金額が異なる場合でその差額が金利の意味を持つなら、償却原価法が適用されます。



【試験との関連】

平成17年に出題があります。

試験的にも重要です。


【ポイント】


・満期保有目的の債券の意義

・満期保有目的の期末評価

・債券の発行形態

・償却原価法

満期保有目的の債券については、売却を想定しておらず、期末評価に時価を反映させる必要がなく、原価で評価します。


社債の発行形態には、平価発行、割引発行、打歩発行があります。

割引・打歩発行の場合で、取得価額と額面金額の差額が金利の調整と認められるときは、償却原価法が適用されます。

償却原価法は、取得価額と額面金額との差額を徐々に帳簿価額に加減していく方法です。

償却原価法には複利を加味した利息法(原則)と定額を配分する定額法(許容)があります。


【キーワード】

・満期保有目的の債権、平価発行、割引発行、打歩発行、償却原価法、利息法、定額法


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