本年の簿記論の試験は第一問のすべてが仕訳でした。

第二問にも変則的な仕訳の問題がありましたので、すいぶん仕訳が多いという印象があります。
仕訳の出題でさほど量も多くなかったため、簿記論全般の印象は例年よりもやさし目とはいえるでしょう。

しかし、たとえば第二問などは、私が今も考えている問題があり、量が少ないことは事実としても極端に難易度が低いとは限りません。

事実、第一問でもそれほど高得点はみかけません。

これで来年の答練の問題には25点問題で一連の仕訳2〜3組なんてのが入るでしょうから、まさにこの辺りが出題のネライということなのかもしれません。

しっかり仕訳から学習するということになりそうです。

基本回帰といってよいでしょうか。



また、第三問が集計的要素が薄かったために全般的にも集計色は影をひそめています。

これが今後も続く傾向なのかは残念ながらわかりません。

月中取引のある出題などは手がけていないとまるでできませんので、対策をとらない訳にもいかないでしょう。

悩ましいところです。


本年の傾向が来年も続くとすれば、会計基準を含んだ幅広い会計処理の知識と税理士業務として要求されるであろう処理能力を問う出題が予想されるといえるかもしれません。