そろそろ予想のシーズンたけなわなです。

もう少し待って、バンバン予想しますよ。

今回は、簿記論第二問(個別)の出題を考えてみました。
過去二年の簿記論第二問の出題はいずれも個別問題でした。

平成22年

(1)企業評価

(2)特殊仕訳帳(精算勘定あり)

(3)割賦販売

(4)現金

(5)当座預金


平成23年

(1)外貨建金銭債務

(2)商品販売(三分法、分記法)

(3)満期保有目的債券(定額法と利息法)

(4)資産除去債務




過去2年の出題から3年目の出題を占うのはややムリがありますが、強引にいきます。

ちょっと予想につながりそうな特徴を整理しておきましょう。


(1)いずれも個別である

(2)分野が重複していない

(3)平成21年は伝統的論点、平成22年は基準色がやや濃い



仮に3年目も個別が続くとすれば、上記とは重複のない論点での出題が予想されます。

次の論点あたりは、特にしっかりやっておくべきでしょう。

固定資産(減損を含む)、退職給付引当金、貸倒引当金(キャッシュ・フロー見積法を含む)、為替予約(独立処理を含む)、自己株式等の純資産関係

リースや本支店もそうですが、リースは平成21年に濃い目の出題があり、本支店は平成22年に第一問での出題があります。



もう一つの可能性が総合です。

もはや観ですが、これまでに出題のない製造業の総合問題(に上記の個別論点が入ったもの)や推定要素の多い一般的な総合問題が予想できそうです。

というわけで、整理しておきましょう。


第二問予想

(1)個別問題(固定資産、退引、貸引、為替予約、自己株式等)

(2)総合問題(製造業、一般で推定多め)




簿記論第二問のピンポイント予想でした。