概念フレームワーク、読んでますか?

今回は、交換に着目した収益の測定についてです。
交換に着目した収益の測定とは、財やサービスを引渡し、受領した対価の額で収益を測定することを意味します。

商品を販売したり、サービスを提供したりといったごく一般的な収益が生ずるケースの話ですね。

従来的な実現主義の考え方と同じです。



収益計上の判断規準は、リスクからの解放です。

事業投資について、投資がリスクから解放されたかどうかは、事業のリスクに拘束されない資産を獲得したか否かで判断されます。

事業のリスクに拘束されない資産の典型は現金(←無リスク)です。

この場合の収益の額は、獲得した対価に依存することになります。


対価が資産であればその増加額、負債(の減少)であればその減少額に基づいて収益が測定されます。


そうだ、会計基準を読もう!(交換時の収益は対価で測定)



会計基準を読もう!!<目次>