次のそれぞれについて、原則的な取扱いを答えなさい。

(1)株式交付費の処理

(2)増資があった場合の資本金計上額

(3)社債発行費の償却方法

(4)為替予約の処理方法

(5)割賦販売の収益認識基準
解答は、最下部にあります。



問題を解くことは重要です。

でも、ただ解き散らかしているだけではダメ。

しっかりと問題(内容)に接しているかの確認のために出題しました。

練習問題では、出しやすい項目(学習効果が高いと考えられる項目)が出題されます。

原則だと簡単すぎれば、例外的な取扱いが出題されることも多いでしょう。

払込資本の一部を資本金にしなかったり、割賦販売の回収基準(未実現利益控除法)なんかが典型ではないでしょうか。

逆に、原則で難しすぎれば、例外が出題の多くを占めたりします。

社債発行費の定額法なんかがそうかもしれません。

つまり、問題で何が出題されるかは、必ずしも内容とはリンクしていないのです。



原則、例外という関係は、内容に直結しています。

原則的な処理が多くは論理的でもあるハズ。

内容的に自然な処理が原則的処理といってもよいでしょう。

いいかえると原則を原則と感じられる方が内容を理解している可能性も高いです。

この原則と例外の関係を把握していないケースは、内容の理解が不十分で計算のやり方だけに走っている可能性をうかがわせます。

原則や例外といった位置づけは、理論だけではなく、計算テキスト(簿記論も)にも必ず記述されているハズ。

間違いの多かった方は普段の学習の際にもう少し内容に目を向ける必要があるといってよいでしょう。

本当の直前期にそれに気づいても手遅れの可能性があります。

その前に手が打てるようにしておきたいところでしょう。



【解答】

(1)費用(営業外費用)

(2)全額

(3)利息法

(4)独立処理

(5)販売基準

【解説】

(1)繰延資産の会計処理に関する当面の取扱い3(1)

(2)会社法445条1項

(3)繰延資産の会計処理に関する当面の取扱い3(2)

(4)外貨建取引等会計処理基準注7参照

(5)企業会計原則注解6(4)