概念フレームワーク、読んでますか?

今回は、簡単な入口と概念フレームワークにどんな役割があるかの話です。
まずは、概念フレームワークって何というお話から。

ラフには、概念は「考え方」、フレームワークは「枠組み」といった意味でしょう。

財務会計の概念フレームワーク(正式には、「討議資料 財務会計の概念フレームワーク」)は、「財務会計の考え方をまとめたもの」です。

「財務会計の概念を体系化したもの」。

それが概念フレームワークです。



概念フレームワークでは次の2つをその役割としています。

(1)会計基準に対する理解の参考

(2)将来の基準開発の指針



(1)会計基準に対する理解の参考

概念フレームワークは、考え方をまとめたもの。

具体的なルールが書かれた会計基準を読んでいても???っていうこともあるでしょう。

私なんかいつもです(でへっ)。

そんなとき「どんな考え方にもとづいているのか」がわかれば、理解の助けになるハズです。

会計基準の理解を助けるという意味が概念フレームワークにはあります。



(2)将来の基準開発の指針

概念フレームワークには、単に現行の財務会計の基礎的な考え方をまとめた意味があるだけではありません。

それは、将来の基準をつくる上での道しるべの役割も持っています。

会計基準をつくるときに多くの人から意見を聞くとともに、概念フレームワークも参考にしようという寸法です。

新しい基準をつくる際の参考を予定しているため、会計基準には規定のない部分の記述などもあります。

その分、わかりにくかったりしますが。


なお、概念フレームワークが基準開発の指針としての役割を持つとしても、概念フレームワークから新たな会計基準がポコポコ開発されるという感じではありません。

あくまでも参考に近いと考えるべきでしょう。


開発された新しい会計基準は、概念フレームワークの考え方を反映している。

その意味でも概念フレームワークの重要性がわかります(大事ってことですね)。


そうだ、会計基準を読もう!(概念フレームワークには、まとめ→会計基準の理解に役立つと基準開発指針の役割があるんだ)


会計基準を読もう!<目次>